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脳梗塞後遺症の症状としてよく出る「片麻痺」の改善方法とは?

こんにちは、大阪市にある脳神経リハビリセンター大阪の岡です!

近年、40-60歳の現役世代で脳卒中・脳梗塞になる方が増えています。

脳梗塞の後遺症の1つに「片麻痺」という症状があります。

この症状は、脳の一部が障害を受けたことによって、身体の一部が動かなくなる現象です。

例えば、左半身や右半身が動かなくなることがあるなど、片側の麻痺が多いです。

では、この片麻痺を改善するにはどうすれば良いのでしょうか?

今回のコラムでは具体的な改善方法をまとめました。

それでは、片麻痺を改善するために必要な対策を解説していきます。

リハビリテーション

片麻痺の改善には、リハビリテーションが効果的です。

リハビリテーションには、理学療法、作業療法、言語療法などがあり、それぞれが片麻痺の改善に効果的です。

理学療法

筋力トレーニングや動きのリズムを整えるトレーニングを行い、筋肉の動きを改善します。

作業療法

日常生活で必要な動作をトレーニングし、自立した生活をサポートします。

言語療法

話す、聞く、読む、書くなどの言語機能の回復を目指します。

運動療法

運動療法も、片麻痺の改善に効果的です。

特に、脳卒中後の運動機能の低下を改善する運動療法が有効です。

・歩行トレーニング

・自転車エルゴメーターなどの有酸素運動

・バランストレーニング

運動療法は、リハビリテーションと併用することで、より効果的に片麻痺の改善につながります。

脳神経外科手術

重症の片麻痺に対しては、脳神経外科手術が必要な場合もあります。

脳神経外科手術には、脳内出血や脳腫瘍、脳動脈瘤などが原因で起こる片麻痺の改善に有効な手術があります。

ただし、手術はリスクが伴うため、症状や状態に応じて判断する必要があります。

片麻痺の治療法

脳梗塞の後遺症である片麻痺を改善するための「治療法」もご紹介します。

理学療法

片麻痺の患者は、麻痺している部位の筋肉を刺激することで、筋力を回復させることができます。

理学療法士が患者に運動を指導し、効果的な筋肉トレーニングを行います。

また、ストレッチングやマッサージも行われ、筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を高めることができます。

薬物療法

片麻痺の原因となる脳の損傷を修復することはできませんが、

薬物療法により、神経回路を修復することができます。

例えば、リハビリにおいて脳を活性化するために、ドーパミンなどの神経伝達物質を投与することがあります。

次に、経口摂取薬の種類や効果的な使い方について、詳しく解説していきます。

経口摂取薬の種類

脳梗塞後遺症の改善に使われる経口摂取薬には、以下のようなものがあります。

・血栓溶解薬

・血栓抑制薬

・抗血小板薬

・脳循環改善薬

・脳細胞保護薬

・抗うつ薬

※それぞれの薬剤には、効果や副作用に違いがあります。

医師の指示に従って、正しい薬剤を選択することが重要です。

経口摂取薬の効果的な使い方

経口摂取薬の効果的な使い方には、以下のポイントを抑えることが重要となります。

・指示された薬剤を正確に摂取する

・時間通りに摂取する

・飲み忘れを防ぐため、薬剤のスケジュールを記録する

・薬剤の副作用に注意し、副作用がある場合はすぐに医師に相談する

経口摂取薬の効果を最大限に発揮するためには、以下のような点にも注意が必要です。

・薬剤と一緒に飲酒することは避ける

・薬剤と相互作用する可能性がある薬剤を摂取する場合は、医師に相談する

・薬剤を正しく保管する(温度や湿度に注意する)

・経口摂取薬の副作用

経口摂取薬には、副作用がある場合があります。

代表的な副作用としては、以下のようなものがあります。

・胃腸障害

・頭痛、めまい

・アレルギー反応

・出血

・肝機能障害

これらの副作用が現れた場合は、すぐに医師に相談することが望ましいです。

脳梗塞後遺症の治療における経口摂取薬の利用

経口摂取薬を適切に利用するためには、以下のポイントを抑えておく必要があります。

指示された用法・用量を守る

医師や薬剤師から指示された用法・用量を守りましょう。

用法や用量を守らないと、薬の効果が発揮されなかったり、副作用が発生したりすることがあります。

時間帯に注意する

薬剤師や医師から指示された時間帯に服用するようにしましょう。

時間帯によっては、薬の効果が変わったり、副作用が出たりすることがあります。

他の薬との併用に注意する

経口摂取薬を使用している場合に、他の薬を併用する場合には、必ず医師に相談してください。

併用する薬によっては、相互作用が発生して薬の効果が減ったり、副作用が出たりすることがあります。

副作用に注意する

経口摂取薬を使用している場合に、副作用が出る場合があります。

副作用が出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。

薬の処方は定期的に受診する

経口摂取薬を使用している場合には、薬の処方を受けた時期から定期的に医師の診察を受けましょう。

定期的に診察を受けることで、薬の効果や副作用を確認することができます。

片麻痺の改善に向けた日常生活での取り組み

正しい姿勢の維持
・片麻痺のある側の筋肉を使っての日常生活の動作

・片麻痺のある側の手足のトレーニング方法の紹介

・片麻痺のある側の手足のストレッチ方法の紹介

片麻痺の改善に向けた専門的な取り組み
・理学療法

・作業療法

・言語聴覚士のアプローチ

・鍼灸、マッサージなどの補助療法

片麻痺の改善に向けた注意点
・急な動作や過度の運動は避けること

・疲れがたまった時や体調が悪い時は無理をせず、休息をとること

・トレーニングの過剰や不適切な方法を避けること

まとめ

片麻痺は脳梗塞後遺症の一つであり、片麻痺の改善には、早期のリハビリと正しいトレーニングが重要です

繰り返しとなりますが、片麻痺の改善に向けた日常生活での取り組みや専門的なアプローチ、注意点を理解することが大切です。

大阪市にある脳神経リハビリセンター大阪では麻痺の後遺症に悩まれている方から、多くのお問合せをいただいております。

片麻痺の症状の改善事例も動画で多数紹介しておりますので、こちらもぜひご確認ください!

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この記事を書いた人
岡 民雄

岡 民雄

理学療法士

2011年に理学療法士免許を取得。急性期・回復期・維持期・自費リハビリ、全てのステージのリハビリを経験。急性期ではSCU(脳卒中集中治療室)にも勤務。これまで主に脳血管疾患・整形外科疾患・神経難病の方のリハビリに携わり、学会での発表や講習会でのアシスタントなどを行なう。2023年4月から大阪市にある脳神経リハビリセンター大阪に勤務。