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「絵画ってどうやって見れば良いの??」
先日東洋経済オンラインでふと見かけた記事で、気になる内容を見つけました。多摩美術大学美術学部の椹木野衣教授のインタビュー記事です。絵画は「マニュアル化された見方ではなく、批判も批評もする必要もなく、好きなように見たらいい」という内容のものでした。
何となく難しいと思ってしまう絵画鑑賞。椹木野衣教授は、さらにこう続けています。「ある絵をいいと思うのはその人が過去に体験した出来事、出会った人とすり合わせて考えていたりするから。記憶や体験は絵の批評に反映している」と。
何かちょっと気になるとか、もう少し見ていたいなと思えば、見る人にとって意味があるものだということですね。
(参考URL:https://toyokeizai.net/articles/-/234828)
「お気に入りの絵を探してみる」
私の娘が初めて「ママを描いた」と渡された絵がお気に入りです。色鉛筆でなかなかダイナミックに顔らしきもの?を描いてくれています。うまくもなんともない絵なのですが…
でもこの絵が生まれた背景を知らない人からすれば、全く良いとは思わないかもしれませんよね。でも私にはお気に入りの一枚となっています。
またある時には近所のとあるパン屋さんに飾られていた絵に目がとまりました。色とりどりのクレヨンで描かれた独特な絵です。どんな人が描いたのかなと気になってプロフィールを見てみると知的障害のあるアーティストの作品でした。
コンテストでの入賞経験も多数あり、海外でも作品展を開催されているとのこと。そのパン屋さんで見つけた絵もまた、私のお気に入りですし、このアーティストがもっと広く知られたいいなと影ながら応援しています。
「レアリゼが選ぶ今月の一枚」
現在当センターで展示中の百瀬博先生の絵をご紹介。
白い壁に並んだ絵画の列のちょうど真ん中に配置された作品です。
壁に本当の窓ができたような、レアリゼギャラリーに入ってすぐ目に入ってくる絵です。
百瀬先生が絵を学んだスペインの風景でしょうか。赤い椅子も印象的ですよね。
この記事を書いた人
レアリゼギャラリー管理人
レアリゼギャラリー管理人
脳神経リハビリセンター名古屋のリハビリ室に隣接するギャラリースペース「レアリゼギャラリー」の管理人です。私は初等教育学、芸術教育学を修了し、アサヒサンクリーン(株)では、20年以上音楽ケアに携わっています。
この度ご縁があってギャラリーのサポートをさせていただけることを大変光栄に思います。
リハビリを受ける方やそのご家族をはじめとする関係者の皆さまに、少しでも豊かで上質な空間となるように運営してまいります。
【名古屋市で脳梗塞・脳出血の後遺症改善を目指す脳神経リハビリセンター名古屋】