改善事例

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大阪

【発症後4カ月】60代女性・くも膜下出血・右片麻痺の改善事例

歩行比較

60代
女性

ご利用者様情報

年代
60代
性別
女性
疾患名
くも膜下出血 脳挫傷
発症からの期間
4ヵ月
症状
右片麻痺 記憶障害
ご利用期間・回数
3ヵ月 20回
リハビリ目標
お一人で外出できる    記憶の改善

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

約4カ月前、自宅の階段から転落して受傷され、救急病院にて治療とリハビリを受けられました。
1カ月後にご自宅へ退院され、日常生活はおおむね自立されてましたが、「飼い犬の世話をしたい」「一人で外出できるようになりたい」との思いをお持ちでした。
また、ご家族からは「以前のような生活を取り戻してほしい」「記憶も回復してほしい」との願いがあり、機能改善を目的に当施設の無料体験リハビリにお越しいただきました。
その後は、最初の2カ月間は週2回、以降は週1回のペースで継続的にリハビリに取り組まれています。

体験時の状況

右手足には軽度の麻痺があるものの、杖なしでの歩行が可能な状態でした。
ただし、歩行にはぎこちなさが見られ、右肩が下がっていたため転倒のリスクがある状態でした。
また、ご本人様は記憶障害があることをご自覚されておらず、ご家族も不安を感じておられるご様子でした。

リハビリ内容

まずは、骨盤の前後運動や立位での前後・左右の体重移動練習を行い、体幹の安定を図りました。
その上で、継ぎ足歩行を通じてバランスと歩行の安定性を高める練習を重ねました。
記憶のリハビリでは、動画を用いた短期記憶やワーキングメモリーのトレーニングを実施。さらに、文章を覚えて質問に答える課題を繰り返し行いました。
屋外歩行時には、周囲の建物を記憶していただき、後に地図を描く課題にも挑戦していただきました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
継続したリハビリの成果として、歩行時のぎこちなさが軽減され、右肩の下がりも改善されました。
現在では、より滑らかで安定した歩き方ができるようになっています。
また、記憶面でも変化が見られ、最近では1〜2日前の出来事を覚えておられることが増え、ご家族様もその変化に驚かれています。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
当初は歩行と記憶の両面に課題がありましたが、ご本人の粘り強い努力とご家族の温かな支えにより、着実な改善が見られています。
今後は、日常生活をより安心して送れるように、引き続きバランス能力の強化を図るとともに、カレンダーやメモなどを活用したスケジュール管理の訓練にも取り組んでまいります。
引き続き、ご本人とご家族に寄り添いながら、できることを一緒に増やしていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
担当者の画像

椿 和人

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