【発症後3年9ヶ月】60代・男性・くも膜下出血の改善事例
【歩行の改善動画】
- 60代
- 男性

ご利用者様情報
- 年代
- 60代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- くも膜下出血
- 発症からの期間
- 約3年9ヶ月
- 症状
- 左片麻痺・歩行障害
- ご利用期間・回数
- 10ヶ月・8回コース・月1~2回程度
- リハビリ目標
- 杖で歩きたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
約3年9ヶ月ほど前にくも膜下出血を発症。歩行器にてご自宅に退院。
ご自宅退院後は、通所リハビリや鍼灸など色々試されていましたが、歩行能力の改善・杖歩行の獲得が諦めきれず
HPよりお問い合わせを頂き、無料体験を実施後に当施設ご利用開始となりました。
現在では月2回程度、定期的にリハビリをされ、リハビリのない日はご自宅での自主トレーニングに励んでいただいております。
体験時の状況
左足の運動麻痺に加え、姿勢反射障害(姿勢のコントロールが不良)を強く認めていました。
また、長年バランスを取るために全身を固めて動かれていたため、全身のお身体の柔軟性が乏しい状態でした。
杖歩行では、バランスを取りながら左右の足を交互に出すことが困難であり、
セラピストのサポート下でも前に進んで歩く事が難しい状態でした。
リハビリ内容
姿勢反射障害の影響により、バランスを取るために全身を固めて動く傾向にありました。
その結果、体幹筋をはじめ全身の筋肉がこわばっている状態だったためまずは寝た状態から全身の筋肉を緩めるところから始めました。また、難易度が低く重力の影響を受けにくい、寝返り動作などの床上動作により動きを通して全身の筋肉を緩めたり、全身の筋肉の使い方を再学習することから始めました。時には、HAL(最先端のロボット)も使いながらリハビリを行ってまいりました。
リハビリの結果
RESULTリハビリ4回目時点で、ご本人様より『ここに力を入れると立ちやすい・歩きやすい』などといった反応がみられてきました。ご利用10ヶ月目には、ほぼ見守りで10-20m程の杖歩行が可能となってきました。徐々に麻痺側の足で体重を支えることができるようになってきた為、バランス能力の向上をみとめ歩行時のワイドベースが減ってきています。
さらに、最近では杖なしの歩行練習にチャレンジできるほどになってきました。
月1~2回のご利用ですが、ご自宅でもリハビリ中に学習されたことを意識され努力されている為このような結果になったと思います。
また、片道1時間以上かけて送迎してくださっているご家族様のご支援とご協力のおかげだとも思っております。
今後、さらに左足で体重を支える力をつけていく為にリハビリの難易度を上げていより安定して長い距離を杖で歩く事が可能となるよう、精一杯サポートをさせていただきます!!
水谷 滉希