改善事例

CASE

BRANCH
吉祥寺

【発症後約5年】40代・男性・痙性対麻痺の改善事例

歩行比較

40代
男性

ご利用者様情報

年代
40代
性別
男性
疾患名
痙性対麻痺
発症からの期間
約5年
症状
歩行障害(はさみ足歩行)
ご利用期間・回数
7ヶ月・48回
リハビリ目標
歩行の改善(足が突っ張る、躓いて前に倒れやすい)

動画

MOVIE
  • 軌道板課題

  • ステップ練習

  • HAL

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

5年前から違和感あり、3年前に痙性対麻痺と診断されました。
その後は投薬治療とご自身でストレッチなどのリハビリを行っていました。
今後の生活を考え、積極的なリハビリをしたいと思われましたが、病院ではリハビリを実施することができませんでした。
そのため、当施設のリハビリを体験され、ご利用を開始しました。

体験時の状況

独歩は可能でしたが、下肢の筋緊張が高まりやすく、足がハサミのように交差してしまう歩き方でした。
また足先が地面に擦れてしまうことを防ぐため、体を斜め上に引き上げるように歩いており、背部を強く使ってしまうため、下肢の筋緊張をさらに高めてしまう状態でした。
その背景には体幹や下肢を「どのように動かすか」という運動イメージと、体幹や下肢が「どう動いているか」といった、実際の動作との不一致がありました。

リハビリ内容

骨盤周囲や下肢の運動イメージが不足していました。
そのためまずは骨盤の動きや各関節の動きの感覚を捉えていく練習を行いました。
運動イメージが徐々に改善してきたため、座位・立位でのバランス練習を実施し、歩行練習へと繋げていきました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
骨盤周囲や下肢の運動イメージの低下により、はさみ足歩行といった症状が現れていました。
運動イメージが改善し、過剰な筋緊張の亢進が抑制されたため、立位・歩行バランスが向上しました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
現在、進行性の難病である痙性対麻痺に対しての根本的な治療法は確立しておりません。
今後の生活を考えて、予防的な意味合いでもリハビリを実施しようと、ご本人が決断されたことはとても大切なことだと思います。
「どのように体を動かせば良いか」という運動イメージと「どのように体が動いているか」という実際の動作の不一致が減少してきたため、症状が改善されました。
今後も少しでもお体の状態が改善できるよう、ご一緒にリハビリに取り組んでいきます。



担当者の画像

百瀬 義一

痙性対麻痺の改善事例

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