改善事例

CASE

BRANCH
吉祥寺
CATEGORY
脳出血

【発症後2年3ヶ月】 80代女性・脳出血・左片麻痺の改善事例②

リハビリの経過

80代
女性

ご利用者様情報

年代
80代
性別
女性
疾患名
脳出血
発症からの期間
2年3ヶ月
症状
左片麻痺
ご利用期間・回数
週2回/8ヶ月
リハビリ目標
見守り、軽介助で移乗ができる 手・足が少しでも動く

動画

MOVIE
  • リハビリ体験

  • 立ち上がりの経過

  • リハビリ場面

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

約1年7ヶ月前に脳出血を発症。急性期・回復期の入院でのリハビリをされました。
現在は車椅子にて生活をされています。
見守り、軽介助でトイレやベッドへの移乗ができること、麻痺している手足が少しでも動くことを目指して当施設のご利用を開始されました。

体験時の状況

普通型車椅子では座位姿勢の崩れはみられませんでしたが、背もたれが無い座位は不安定で、麻痺側(左)の方へ倒れてしまう状態でした。
また移乗動作時の立ち上がりでは、ご自身で立とうとされる動きは見られましたが、ほぼ全介助を要していました。
その背景には身体無視や注意障害といった高次脳機能障害があり、左身体のイメージが掴めていないことが大きな要因となっていました。

リハビリ内容

全身の硬さを取りながら、体幹や骨盤帯の動きを少しずつ引き出していきました。
同時に、麻痺側への意識や注意を向けるような課題を提供し、視覚イメージや運動イメージが想起できることを目指していきました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
リハビリ開始時は座位を保つことも困難でしたが、少しずつ左身体のイメージを掴めるようになったため、立ち上がり動作の改善が得られました。
また立位場面では認知面の許容範囲が狭くなるため、左身体のイメージが掴みにくくなっていましたが、現在では歩く練習を行えるようになりました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
リハビリ開始時には掴めていなかった左身体のイメージが掴めるようになってきていることは、とても大きな改善です。
少しずつ少しずつ、ご自身の身体イメージを再構築してきた結果です。
この改善が生活場面に汎化するには、まだ時間がかかりますが、これからも一緒にリハビリに取り組んでいきたいと思っております。
引き続きよろしくお願いいたします!
担当者の画像

百瀬 義一

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