【発症後2年6か月】60代女性・脳出血の改善事例
- 60代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 60代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 脳出血
- 発症からの期間
- 2年6か月
- 症状
- 右片麻痺
- ご利用期間・回数
- 月4回/24回コース
- リハビリ目標
- 身の回りの事が歩いてできる
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
2024年に脳出血を発症され、入院中は1日合計3時間のリハビリに取り組まれていました。
退院後も回復を目指し、週4回のデイサービスでリハビリを継続されていました。
その中で、ご家族が当施設のホームページに掲載されている改善事例をご覧になり、「まだ歩けるようになる可能性があるのでは」と感じられ、ご本人へ紹介されたことがきっかけとなりました。
「歩行をさらに良くしたい」という思いから、当施設へお問い合わせをいただきました。
体験時の状況
装具と4点杖を使えば歩くことはできましたが、体の左側(麻痺していない側)や杖に頼った歩き方になっていました。
そのため、麻痺している右足に体重をしっかり乗せることが難しく、右足は無理に前に振り出すような歩き方になっていました。
その影響で、右手足に力が入りやすく、動きが固くなる状態がみられました。
また、右手足の動かしている感覚が分かりにくい状態があり、右膝を伸ばして突っ張るような歩き方になる傾向がありました。
リハビリ内容
右手足に力が入りすぎて硬くなっている状態が見られたため、まず筋肉をゆっくり伸ばしながら、余計な力が入らない状態を作るリハビリを行いました。
そのうえで、
「どれくらい力を入れると手足が動くのか」
「触られている感覚」
「自分で動かしている感覚」
を一緒に確認しながら、右手足をコントロールする練習を進めていきました。
歩く際には、左足に頼る歩き方になっていたため、リハビリロボット HAL® を使用して足の動きを引き出しながら、右足でしっかり体重を支える練習を実施しました。
また、装具を外した状態でも体重を支えられるよう練習を行い、両足を使って歩ける状態を目指してリハビリを進めました。
リハビリの結果
RESULT感覚が分かるようになったことで、
「どれくらい力を入れればよいか」「どこで力を抜けばよいか」が少しずつ理解できるようになり、歩くときに見られていた右手足の強い力みも軽減してきました。
その結果、右足で体重を支える感覚が分かるようになり、右足を自然に前へ出して歩くことができるようになってきました。
右足で体重を支えられる時間も長くなったため、これまで使用していた4点杖から1本杖へ変更することができ、現在は杖なしで歩く練習にも取り組める段階まで改善しています。











また、送迎やリハビリへのご同席など、ご家族の継続的なご協力もあり、安心してリハビリに取り組める環境が整っていました。
当初は右足で体重を支えることが難しく、歩行時の不安定さがみられていましたが、体幹や下肢の使い方を段階的に練習することで、短期間で右足への荷重が安定してきました。
現在は杖なし歩行の練習にも取り組めるようになり、大きな前進だと感じています。
発症から時間が経過していても、適切なリハビリによって身体の使い方が変わる可能性があります。
今後も「身の回りのことを歩いてできる」という目標の実現に向けて、引き続き全力でサポートしてまいります。
同じように「発症から時間が経っている」と感じている方も、ぜひ一度ご相談ください。
髙橋 克弥