【発症から1年半】70代・脳梗塞・右片麻痺の改善事例
歩行
- 70代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 70代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 脳梗塞
- 発症からの期間
- 1年半
- 症状
- 右片麻痺
- ご利用期間・回数
- 8回目/16回コース
- リハビリ目標
- 装具を外して普通の靴で歩きたい、もっと歩けるようになりたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
脳梗塞発症後に名古屋市内の急性期・回復期病院で約3か月リハビリを集中的に実施されていました。
その後、通所リハビリと他施設での自費リハビリも取り組まれていました。
半年程前に自宅で転倒により右下肢を骨折され、愛知県内の病院に入院されリハビリをされました。
退院後に当リハビリセンターに来店いただきました。
体験時の状況
麻痺と骨折の影響で右足で支えきれず、歩行時も左足が前に出ない状態でした。
装具なしでは動揺が顕著になり、膝も曲がったままの歩行。
介護保険のリハビリでは、十分な時間リハビリの時間・量を確保できず、自費リハビリを検討。
リハビリ内容
【入院中・退院後】 1日2~3時間ほど麻痺・骨折に対するリハビリを実施、退院後は通所・外来・自費リハビリを実施していました
【当リハビリセンター】麻痺側である右足の筋力をつける練習、正しい姿勢で体重をかける練習を行いました。
体重が十分にかけれるようになった段階で歩行アシストロボット「curara®」を使用して麻痺側の振り出しのアシストを
行い、足をしっかり前に出す歩行の学習を図りました。
リハビリの結果
RESULT装具を外した状態でも歩行練習が行える状態まで改善しました。
その上で歩行アシストロボット「curara®」など当リハビリセンターのロボット機器も使いつつ、両足をリズムよく前に出す練習を行ったことが歩行の改善に繋がったと考えています。
現在は、装具なしで歩行ができるようになってきており、杖も4点杖から1本杖に変更しながら練習を行っています。
ロボットはその方によって使うタイミングが異なります。「どのタイミングで使うか」・「使わないか」など、その方にとって最適な方法を常に考えながらリハビリを進めることがロボットを使用したリハビリをする上で大切だと考えています。
今後も本人に希望である「普通の靴を履いて歩く」ことを目指し、現在使用している装具から、普通の靴が履ける軽い装具への変更を目指して一緒にリハビリを進めていきます!!
大野 真之介