改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症後7ヵ月】80代女性・脳出血・右片麻痺の改善事例

歩行の変化(正面)

80代
女性

ご利用者様情報

年代
80代
性別
女性
疾患名
脳出血
発症からの期間
7ヵ月
症状
右片麻痺・感覚障害
ご利用期間・回数
2ヵ月(週2回 )・16回
リハビリ目標
スムーズに歩けるようになりたい。屋外を歩きたい。

動画

MOVIE
  • 歩行の変化(側面)

  • curaraを用いた歩行練習

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

急性期病院で保存加療後、回復期病院で約4か月リハビリ入院されておりました。退院後のリハビリとして当施設を検討して頂き、娘様とともに体験に来られました。週3回のデイサービスと併用して当施設を利用されております。

体験時の状況

4点杖と金属の装具を使用して歩行は可能でしたが、非麻痺側へ過度に傾いており、速度もゆっくりな状態でした。背中も丸まり、常に足元を見ている状態でした。

リハビリ内容

麻痺はありますが、筋肉の柔らかさは保たれておりました。まずは体幹を起こし、麻痺側へ体重をかけてバランスをとることをメインで実施しました。また、装具の変更(軽く・小さくする)ことを目標に、HALを使用してつま先を上げる動作の再学習を図りました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
16回終了した時点で、体幹を起こすことができ、左右の対称性にも改善を認めました。また、もともと3動作(杖→右足→左足)の順番で歩かれておりましたが、2動作(杖・右足→左足)で歩くことが可能になりました。屋内は装具を外して歩くことができております。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
体幹の機能低下により、麻痺側への荷重に不安定性・恐怖心を認めておりました。恐怖心により、足元をみることで更に体幹の姿勢を崩れてしまっていました。まずは体幹を起こしてバランスをとることを中心に行いつつ、装具を変更するためにつま先に対してHALを使用した介入を行いました。
体幹に対しては徒手での介入を行い、徐々に難易度を上げて行いまいした。体幹起こせてきたら、次は立った状態で、体を起こしながら様々な課題を行って頂きました。つま先を上げることに関しては、自身で意識して上げる練習をすることも非常に重要と言われております。そして、正しい運動で反復することでより効果があります。HALを使用し、1回の介入で100回以上つま先上げの反復を行いました。
リハビリに対して非常に意欲的に取り組んで頂きました。動き方が分かったり、できることが分かると自宅やデイでも復習したり、新しいことにもチャレンジして頂けております。毎回ご自宅やデイでできたことをお聞きすることを楽しみにしておりました。デイと当施設の併用でより、リハビリ効果が出たケースであると考えます。
屋外歩行の獲得に向けて一緒に頑張っていきます!
担当者の画像

大野 真之介

ご利用者様データ 改善実感率89% 実際の施設利用者様によるアンケート結果をご覧いただけます