【出生時発症】50代女性・KM様・脳性麻痺の改善事例
歩行能力の経過
- 50代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 50代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 脳性麻痺
- 発症からの期間
- 出生時
- 症状
- 両麻痺・斜視
- ご利用期間・回数
- 4ヵ月・週1回
- リハビリ目標
- 1人で移動できるようになりたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
ここ1,2年の歩行で足が前に出ないことが増え、介助が必要となり困っていらっしゃいました。
ホームページで当施設を知り、改善を希望されご利用開始となりました。
体験時の状況
立ち上がりや立位保持はしっかりしたものに掴まれば可能でしたが、何もない状態では困難でした。
また、介助者に掴まれば歩けましたが、歩いているうちに徐々に介助者の方へ寄ってしまう状態でした。
リハビリ内容
今までリハビリを実施されたことはございませんでした。
当施設でのリハビリ開始当初は、左足首の動きやすさを引き出すためHALを使用しました。
また、ボール投げや風船バレーなどのアクティビティを用いて体幹や下肢の支持性を高める練習を行いました。
歩行リズムや足の出し方の改善を目的に歩行支援ロボットCuraraも使用し、独歩や杖を使用した歩行練習も行いました。
リハビリの結果
RESULTまた、ご本人が安心できる環境では伝い歩きや短距離の独歩も可能になりました。
しかし、斜視による見え方の影響もあり、慣れない場所や屋外をお一人で歩くことはまだ難しい状態です。
杖を使用してお一人で歩けるようにリハビリを行っています。
麻痺や見え方の影響がある中で、一生懸命にリハビリに取り組んでくださり、ご家族もご自宅で歩行練習をしてくださっています。
そのことがリハビリ効果を高めていると実感しております。
また、「立って待っていられるようになりました」「EVにスムーズに乗れました」など実生活での変化も教えてくださり、私もとても嬉しく思っています。
K.M様とご家族の目標が達成できるように、今後も一緒にリハビリに取り組んでまいります!
百瀬 義一