改善事例

CASE

BRANCH
横浜

【発症後1年】50代・男性・脳出血の改善事例

歩行(比較)

50代
男性

ご利用者様情報

年代
50代
性別
男性
疾患名
脳出血
発症からの期間
1年
症状
左片麻痺
ご利用期間・回数
4ヶ月・37回
リハビリ目標
杖と装具なしで歩けるようになる

動画

MOVIE
  • 下肢分離運動促通①

  • 下肢分離運動促通②

  • 課題指向型練習

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

発症後急性期や回復期病院でリハビリをされてきました。在宅復帰後は居住地の関係で継続的かつ積極的なリハビリは受けてこられませんでした。今回杖・装具なしで歩けるようになりたいというご希望からご来店して頂きました。

体験時の状況

杖とプラスチック短下肢装具を使用されて歩かれていました。歩く際の左足の分回しが強い状態であり、歩く速度もゆっくりな状態でした。

リハビリ内容

週2回、37回のリハビリに通ってい頂いています。
取り組んだ主なリハビリ内容は以下の通りです:

【随意運動促通練習】促通手技にて左上下肢の動きをより高めていく練習を行いました。

【立位バランス練習】左足でのバランス反応を高めるため、様々なポジションでバランスを取る練習を繰り返し行いました。

【課題指向型練習】足の振り出しを改善するため、振り出し動作に必要な動きを細分化し練習しました。電気刺激療法を併用し効果を高めていきました。

【歩行練習】杖を使用しての装具なし歩行や杖を使用しない状態での歩行練習を反復し行いました。

上記に加え自宅での自主トレーニングも実施頂き、相乗効果での回復につながっています。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
| Before                             | After
| プラスチック短下肢装具を使用しての歩行             →装具なしでの歩行が可能になり短距離は杖なしに |
| 左足を外側に分回しながらの歩行                 → 振り出し時に膝の動きが生じ分回しが軽減 |
| 歩幅が小さく動作速度もゆっくりな歩行(5mを17’3秒、13歩)     →重心移動がスムーズになり歩幅も拡大(5mを11’3秒、11歩)! |
  • リハビリ結果の画像

担当スタッフからのコメント

COMMENT
歩行場面において代償的な動作が優位の歩き方をされていました。股関節・膝関節・足関節の随意性低下に対するアプローチを行いながら体幹機能を高める運動を行うことでバランス面の変化が見られ、歩容を改善しつつ歩行速度を上げることができました。動作中の左上肢の違和感も減ったことでより動きやすい状況になりつつあります。
現在は歩行の効率性改善を主目的にした練習を継続的に行っています。
担当者の画像

中田 裕

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