改善事例

CASE

BRANCH
名古屋
CATEGORY
その他

【発症から15年】60代・頚椎症性筋萎縮症

60代
男性

ご利用者様情報

年代
60代
性別
男性
疾患名
頚椎症性筋萎縮症
発症からの期間
約15年
症状
腕を上げることが困難(右腕から指先に感覚障害・運動障害) 
ご利用期間・回数
16回
リハビリ目標
「立食パーティーで食事ができるようになりたい」

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

2006年から腕を上げることが困難になり、整形外科を受診して治療するも、改善せず。
昨年MRIを撮影したところ、頸椎の一つ一つの関節が狭くなり神経を圧迫していることが判明。
特に腕をあげる役割のある頸椎の間が狭く、生活面では食事が困難で悩みを持っていた。

体験時の状況

食事は左手で右手を支えるか、肘をつかなければスムーズに出来ない状況。
オーダーメイド型のリハビリとHALによる改善を期待して「脳神経リハビリセンター名古屋」の利用を開始。

リハビリ内容

発症から時間が経過しており、神経の影響よりも肩・肘・手首周囲の筋肉が短縮し、可動域の制限が生じている状態でした。
また、右手を使う習慣が少なくなり、無意識に動きを制御している状態のため、HALを利用して肘の動かし方を再学習。
手順①ストレッチ②肩甲骨周囲のリラクゼーション③HALによる肘の動かし方の再学習④座位で肩甲骨の使い方の練習を行った。
自宅では、右腕の感覚を思い出すために、腕に体重を乗せる練習、肘の力で体重を支えて起き上がる練習を行った。

リハビリの結果

RESULT
【初回時】
口元に手を運ぶ際に右腕を上げるだけで精一杯の状況

【施術後】
口元に運ぶ動きを行う際には、肩がしっかり固定された状態で、動かすことが出来た。
食事動作で必要となる手首をひねる動きもスムーズに行う事ができるようになった。
ご本人からも「久しぶりに軽く動かせれる感覚が掴めた!!」と評価をいただいた。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
「立食パーティーで食事ができるようになりたい」という明確な目標を持っておられ、
肘や肩を動かすことを躊躇していたと、お話がありましたが、諦めずに積極的にリハビリに取組まれました。
その成果がすぐに現れ、開始して1カ月程で食事動作がスムーズにできるようになりました。
その後も、日に日に良くなっていくことをご本人様、ご家族様ともに感じておられます。

脳神経リハビリセンター名古屋は脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患以外でも対応できます。
「もっと自由に歩きたい」「痛みを改善したい」「家事をやりたい」「仕事に復帰したい」「趣味を再開したい」
このような想いを叶えるために「もっとリハビリを受けたい」という、ご利用者様やご家族様のご期待に応える自費リハビリを提供しております。​
担当者の画像

熊谷 壮騎