【発症後1年10カ月】60代・男性・脳出血 改善事例
歩行比較
- 60代
- 男性
ご利用者様情報
- 年代
- 60代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 脳出血
- 発症からの期間
- 1年10ヵ月
- 症状
- 重度右片麻痺・感覚障害
- ご利用期間・回数
- 週1回・11ヶ月
- リハビリ目標
- 屋外をスムーズに歩けるようになる、畑の作業をする、手の動きの改善
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
脳出血を発症後、約7ヶ月病院でのリハビリを実施しご自宅に退院されました。退院後、更なる改善のため当施設へお越し頂き、通所リハビリと併用してご利用頂いております。
体験時の状況
重度運動麻痺と重度感覚障害を認めており、杖で見守りで歩かれておりました。上下肢ともに随意性(動き)はほとんど認めず、肩にも痛みがありアームスリング(上肢のサポーター)が常に必要な状態でした。失語も呈しており、思った言葉が出にく症状がありました。
脳画像で確認しても非常に広範囲に出血を認めておりました。
リハビリ内容
重度の感覚・運動麻痺を呈しておりましたが、体重をかけた際の筋肉の反応は非常に良好でした。
まずは硬い部分、下腿三頭筋(ふくらはぎ)、腸腰筋(股関節の前の筋)の伸張性を拡大を図り、殿筋・多裂筋(お尻や背中の筋)などの促通を行いました。感覚障害もあるため、ご本人が分かりやすいように抵抗や圧縮などの刺激を利用しながら実施しました。立位ではサポートを行いながら麻痺側への荷重をかけ、体幹・股関節が安定させる練習を実施しました。装具の調整も行い、ご本人に合った装具・角度の検討も行いました。
肩の疼痛軽減のため、上肢の位置や上肢の課題なども配慮しながら進めております。
リハビリの結果
RESULT下肢の動きは初期はほとんど認めませんでしたが、ももを上げる・膝を伸ばす動きが少しできるようになってきました。
上肢の痛みは歩行時は消失し、アームスリングも使用せずに生活できております。
5m歩行:12.58秒 17歩 → 7.5秒 12歩








上肢に関しても少しずつですが動きや感覚の改善がみられてきており、日常生活の中で少しでも使えるようにリハビリをさせて頂きます。
ご自宅でも懸命にリハビリに取り組まれており、日々の積み重ねの成果だと感じております。ご本人意欲はもちろん、ご家族様の献身的なサポートがなければ、実現できなかった変化だと思います。
ご本人・ご家族の生活がより良くなるよう、今できる最大限のリハビリをご提供して参ります。引き続き目標に向け、一緒に頑張っていきましょう!
大野 真之介