【発症後10ヶ月】60歳代・女性・右被殻出血の改善事例
【歩行改善 横から】
- 60代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 60代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 脳出血(右被殻出血)
- 発症からの期間
- 約10ヶ月
- 症状
- 左片麻痺・歩行障害
- ご利用期間・回数
- 約3ヶ月・8回コース・週1回
- リハビリ目標
- 早く歩けるようになりたい・自宅近くの薬局まで買い物に行きたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
約10か月前に脳出血(右被殻出血)を発症され、急性期および回復期の入院中にリハビリを実施されました。
リハビリ病院では、金属支柱付き短下肢装具を使用して歩行練習を開始。その後、シューホン型短下肢装具(プラスチック製装具)へと変更されました。
ご自宅へ退院後は、介護保険サービスを利用しながらリハビリを継続されていました。
当施設のホームページをご覧になり、「早く以前のように歩けるようになりたい」「自宅近くのドラッグストアまで一人で買い物に行けるようになりたい」という思いから、歩行能力の改善を目標に当施設のご利用を開始されました。
現在は、介護保険サービスのリハビリと並行して、週に約1回、当施設での継続的なリハビリを実施されています。
体験時の状況
体験時は、杖とシューホン型短下肢装具を装着することで歩行は可能でしたが、
麻痺側である左足に体重を十分に乗せることが難しく、杖に頼った歩行となっていました。
そのため、左足首には内反(足首が内側に入る症状)が著明にみられ、
装具なしではさらに左足に体重をかけることが困難な状態でした。
また、身体全体が右側へ傾いてしまい、左足を外側に振り出すようにして前へ出す歩行パターンが認められていました。
リハビリ内容
左足で体重を乗せる感覚がわかることで、その感覚情報を手がかりに左側へ体重を乗せ、姿勢をコントロールできる点が最大の特徴であり、ポジティブな点でした。
そのため、左足に体重を乗せやすくすることを目的に、全身のアライメントを丁寧に整えました。
特に硬さが生じていた足の裏をはじめ、足関節周囲の筋肉に対して柔軟性の向上を図り、左足に体重をかけやすいお身体となるよう、徒手的にて調整を行いました。
また、左股関節周囲筋の筋力低下に対しては、姿勢の影響を受けにくい寝た状態での促通から実施しました。
その後、実際の立ち上がり動作や裸足での歩行練習など、実動作の中で左側に体重を乗せていく練習へと移行していきました。
さらに、左足関節の麻痺改善を目的として、ロボットリハビリ(HAL🄬)を用いたリハビリも並行して実施しました。
リハビリの結果
RESULTその結果、姿勢をまっすぐに保てるようになり、歩行スピードも向上してきています。
現在は練習段階ではありますが、SPS(小型装具)やサポーターでの歩行も可能となってきています。
また付き添いは必要ですが、500m先のドラッグストアまでの歩行も可能となってきています。








しかし、一つひとつ問題点を丁寧に解決していくことで、最近では「まだ少しだが歩くことに自信がついてきた」「身体の真っすぐが分かるようになってきた」などのお言葉をいただいております。
このような結果につながったのは、当施設へのご送迎やご自宅でのマッサージなどにご協力くださっているご家族様の支えや、ケアマネージャー様・介護保険サービスのリハビリ担当者様のご協力のおかげであると考えております。
今後も、ご家族様および介護保険サービスのリハビリ担当者様と連携を図りながら、目標達成に向けて最大限サポートさせていただきます。
水谷 滉希