【発症後3ケ月】70代女性・E.A様・腰椎圧迫骨折後の改善事例
改善効果(歩行)
- 70代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 70代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 腰椎圧迫骨折
- 発症からの期間
- 3ヵ月
- 症状
- 腰痛症
- ご利用期間・回数
- 1ケ月・8回
- リハビリ目標
- 左臀部の痛みを治したい 一人で外を歩きたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
自宅で換気扇掃除の際に受傷され、かかりつけの病院で受診しコルセットを処方され自宅療養するも臀部痛が増加。
歩行は自宅内を伝い歩き、屋外短距離を四点杖でご家族軽介助にて10m程度可能。
ご利用前は左臀部の痛みで起き上がりも大変な状況で、実用的な歩行困難とのことでホームページより、問い合わせをいただき当リハビリセンターの利用を
開始いただきました。
体験時の状況
歩行は自宅内伝い歩き自立しておられましたが、右の骨盤の落ち込みと右の股関節が曲がったまま歩行されており、歩きにくさを訴えられていました。
特に右の殿部の筋肉の萎縮が著明でした。
既往歴として10年前に左変形性股関節症による人工股関節全置換術もされており、背景として、歩容が左に崩した姿勢で歩行されている特徴がありました。
ご本人様のご希望は左臀部の痛みを治し、屋外歩行自立が目標でした。
リハビリ内容
左臀部の筋肉の柔軟性を改善した後に、足の上げ下げの運動とヒップアップで体幹と大腿の筋肉と臀部の筋肉を働くように促していきました。
次に寝返りの中でさらに体幹と臀部および股関節周囲の筋力を強化しました。
その後、座った状態で骨盤と体幹の前後左右の運動でバランスを強化しました。
最後に立位で体幹回旋運動の中でさらに左下肢での支持を高めるようなリハビリを行ないました。
くださったおかげで今後もさらに屋外歩行の距離を着実に伸ばしていけるようになると思われます。
1回目の時点ですでに臀部の痛みが焼失し、自宅内独歩も安定して行えるようになり、5回目終了後には
ご自宅から5分程度の距離を杖で自立して歩けるようになったことでご本人様も大変満足しておられました。
山下 彰