改善事例

CASE

BRANCH
大阪

【発症後5年】40代女性・脳梗塞・左片麻痺の改善事例

歩行比較(正面)

40代
女性

ご利用者様情報

年代
40代
性別
女性
疾患名
脳梗塞
発症からの期間
5年
症状
左片麻痺
ご利用期間・回数
4ヶ月・24回
リハビリ目標
家の中を装具なしで歩く    階段昇降が出来るようになる       近所を散歩できる

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

2019年11月に脳梗塞を発症され、急性期・回復期病院に約6か月間入院されました。
退院後は、病院でのリハビリ、再生医療などを利用されておりました。
装具なしでご自宅内を歩く事や階段の上り下り、ご近所を散歩できる事を目標に当施設をご利用されました。

体験時の状況

中学生・高校生時のスポーツでの受傷により、左臀部から下肢にかけて痺れが強く出ておられました。
また、麻痺側の腰部には筋緊張の亢進がみられました。歩行においては左下肢で支えることが難しく、右側重心となっておられました。
そのために左下肢には強くぶん回し歩行の傾向が出ていました。

リハビリ内容

左腰背部の筋緊張の亢進を緩和させることから開始しました。
左腰背部の筋緊張が緩和されてくると、座った状態で骨盤などを動かし、体幹部へのリハビリを中心に行ないました。
左下肢では特に下腿後面に筋肉の短縮がみられたため、筋肉を伸ばすような作業を行ないました。
その後ロボットHALを使用し、伸ばした筋肉を使っていきました。
最後に立っている状態で左下肢での支持を高めるようなリハビリを行ないました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
リハビリを行なっていくと歩行に著名な改善がみられました。
リハビリ開始時では歩行を行なうと右側重心となり、左下肢にはぶん回し傾向がみられていました。
現在の歩行では左下肢での支持が高まり重心もほぼ左右対称となられています。
また、ぶん回し傾向にも軽減がみられており、ご自宅でもお母様から足が真っ直ぐになってきている(内反が減っている)と言われたそうです。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
左下肢の痺れは高校生からのものであり、時間がかかりますが緩和を目指してリハビリを行なっていきます。
左下肢についてはかなり荷重をすることができるようになって来ていますので、より荷重が出来るように
リハビリを進め、ご自宅での装具なし歩行や階段昇降、ご近所でのお散歩が可能になるようリハビリを行なってまいります。
担当者の画像

岡 民雄

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