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大阪

【発症後6ヶ月】70代男性・アルツハイマー型認知症の改善事例

静止立位・歩行比較

70代
男性

ご利用者様情報

年代
70代
性別
男性
疾患名
アルツハイマー型認知症
発症からの期間
6か月
症状
小刻み歩行 姿勢の傾き
ご利用期間・回数
4週間・8回
リハビリ目標
右側への傾きの軽減    小刻み歩行が良くなる

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

約10年前に両肩の腱板断裂、約5年前に両膝関節の人工関節置換術を受けられ、
ご自宅で生活をおくられていましたが、徐々に転倒が多くなり、
座っている姿勢も傾いていてご自身で修正する事が難しくなってきたため、
当施設のリハビリ体験を受ける事になりました。

体験時の状況

端坐位での姿勢は右側へ傾いており、ご自身での修正は難しい状態でした。
また、立ち上がりでは右に傾き重心が右後方にあるため、ご自身での立ち上がりは物を引っ張って行なっている状態でした。
歩行においても右側への傾きが著名であり、立位バランスに低下がみられる状態でした。
筋肉の硬さは全身性に過緊張でそれを緩める必要がありました。

リハビリ内容

まず初めに全身性に硬くなっている筋肉を緩めていきました。
両肩関節周囲筋群は両肩腱板断裂の影響から筋肉の短縮もみられ、肩関節の可動域にも制限がみられましたが、
徐々に柔らかさを取り戻していきました。
また、両足の筋肉も硬さが著名であったため、硬さをとるようにリハビリを行なっていきました。
その状態から骨盤の動きや体幹部の協調的な運動を行なっていきました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
立ち上がり動作・歩行に著名な改善がみられています。
リハビリ開始時、立ち上がりでは重心を前方に移動する事が難しい状態でした。
しかし、現在ではご自身で早く立ち上がりが行なえるようになっておられます。
また、歩行においては右側への傾きが軽減しており、右側へのバランス低下に軽減がみられています。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
介入当初、立ち上がりでは重心を前方へ移動させることが難しく、物的介助が必要な状態でした。
また、歩行では右側へ傾きが著名でバランスの低下もみられました。
しかし、現在では立ち上がりもスムーズに行なえるようになってきて、歩行においても右側への傾きに軽減がみられています。
今後もリハビリを続け、ご希望である右側への傾きの軽減と小刻み歩行が良くなるようにリハビリを行なってまいります。
担当者の画像

岡 民雄

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