改善事例

CASE

BRANCH
仙台
CATEGORY
脳梗塞

【発症6ヵ月】60代男性 青木茂様 脳梗塞からの上肢機能改善

上肢機能比較

60代
男性

ご利用者様情報

年代
60代
性別
男性
疾患名
脳梗塞
発症からの期間
6か月
症状
右片麻痺
体幹運動失調
ご利用期間・回数
3か月・29回
リハビリ目標
歩行の自立
右手を使えるようになる
車の運転再開

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

脳梗塞発症後、車いすで退院され、ご自宅での起き上がりや歩行に強い不安を感じていらっしゃいました。
特に「歩けるようになり、3月には職場復帰したい」という明確な目標をお持ちであり、その実現に向けて当センターのリハビリを週2回のペースで開始されました。
また、 右手の痛みを改善し、動かせるようになりたいという思いも併せて伺っていました。

体験時の状況

体験当日は奥様に付き添われ、車いすで来店されました。
立ち上がり動作では、支持物がなければ立位を保持することが難しく、歩行においても体幹の不安定性と右下肢の支持性低下によりふらつきが強く、四点杖を使用しても介助が必要な状態でした。

評価の結果、右下肢の麻痺に加えて体幹の運動失調がみられ、重心を適切にコントロールできないことが歩行不安定性の主な要因と考えられました。

また、右上肢の麻痺による動かしづらさと痛みにより、歩行時の上半身のバランスが崩れることも、重心が安定しない一因となっていました。

リハビリ体験を通じて右下肢への荷重や運動の感覚が改善し、歩行動作の安定性に変化がみられました。
体験終了時には歩行への自信も向上し、帰宅時には車いすを使用せず、ご自身の足で歩いて退店されました。

リハビリ内容

①目的
  ・歩行自立
  ・右手の実用的な使用の獲得
  ・日常生活動作の改善および職場復帰の実現

②主な課題
  ・体幹の不安定性による歩行時のバランス低下
  ・右上肢の随意運動困難
  ・肩関節周囲の筋緊張異常および疼痛(夜間痛)

③実施したリハビリ

■体幹機能改善訓練
・体幹の左右バランスを改善し、安定した姿勢制御を獲得するため、座位・立位での骨盤操作練習を中心に実施しました。
 重心移動と姿勢制御の再学習を促すことで、歩行時の安定性向上を図りました。

■HAL®を活用した歩行訓練
・運動意図に応じた適切な筋活動を促し、歩行時の右下肢の支持性および推進力の改善を目指しました。

■右上肢機能改善訓練
・肩関節周囲の筋バランスを整える徒手療法と運動療法を併用し、右上肢の随意運動の再獲得と疼痛軽減を図りました。
 日常生活での使用を想定した実用的な動作練習も段階的に実施しました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
・麻痺側の右手でペットボトルがしっかり持てる☺☺
・これまで困難であった肘の曲げ伸ばし動作がスムーズに☺☺
・スプーンを把持し、ご自身で口元まで運ぶ動作が可能に☺☺
 食事場面における右手の実用性が向上しました☺☺

担当スタッフからのコメント

COMMENT
リハビリ開始当初は、右上肢に触れるだけでも強い痛みがあり、夜間も十分な睡眠がとれないなど、
日常生活に大きな支障がある状態でした。

リハビリを継続する中で、体幹機能および右上肢の運動機能が段階的に改善し、
現在では身の回りの多くの動作をご自身で行えるまでに回復されています。
右上肢や手指についても、ご自身の意思で動かせる範囲が広がり、実用的な動作の獲得が進んでいます。
また、上肢の痛みも軽減し、夜間にまとまった睡眠がとれるようになるなど、生活の質の向上がみられています。

このような改善は、ご本人様が明確な目標を持ち、リハビリに前向きに取り組まれてきたことに加え、日常生活の中で継続的に支えてこられた奥様のご協力が大きく寄与していると感じています。

今後も、右上肢のさらなる実用性向上と、より安定した日常生活の獲得に向けて支援を継続してまいります。
担当者の画像

細葉 隆

ご利用者様データ 改善実感率89% 実際の施設利用者様によるアンケート結果をご覧いただけます