改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症後1年】70代男性・脳梗塞・失調の改善事例

食事動作

70代
男性

ご利用者様情報

年代
70代
性別
男性
疾患名
脳幹梗塞
発症からの期間
1年
症状
上下肢の失調
ご利用期間・回数
6ヵ月
リハビリ目標
ご飯をこぼさず食べたい、歩けるようになりたい

動画

MOVIE
  • ブロック積み

  • 杖歩行(正面)

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

急性期病院で保存加療後、回復期病院で約6か月リハビリ入院されておりました。退院後にヒルトップ(同法人で隣にある有料老人ホーム)に入居されながら、当施設を利用をされました。

体験時の状況

初期は歩行の不安定性が強く、まずはお一人で歩くことを目標にリハビリを実施しました。歩行の目標達成後、食事や着替えなど身の回りの動作に対してのリハビリを行いました。

リハビリ内容

上下肢・体幹の失調と、体幹部の不安定性に対して介入を行いました。反応を見ながら、ロボットは使用せず徒手での介入を中心に行いました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
食事動作に対しての介入をはじめ、動作時の手の震えの軽減を認めました。細かい物など形によってはまだ上手く物がすくえなかったり、震えがでることがあるため引き続き介入を行います。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
失調と体幹・肩甲帯周囲の機能低下により、両側上肢の緊張が高くなっておりました。特に手の内側の緊張が高く、これにより過度に力が入り、動揺が強くなっている状態でした。麻痺や感覚障害が少なかったため、これらの得意な部分上手く活かしながらリハビリを進めました。また、難しい課題となりすぎないよう細かく難易度調整を行いました。介入は感覚を活かしつつ、徒手でのう誘導や抵抗運動などによる促通を中心に実施しました。
実施後、筋の緊張の改善と、腕を伸ばしたり手首を反らす動作で改善を認めました。
今後は実際の食事場面で色々な物がすくえるようにリハビリを進めていきます。
担当者の画像

大野 真之介

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