【発症後約4年】60代・女性・左麻痺ー安定して歩けるようにー
- 60代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 60代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 頚椎腫瘍 左上腕骨近位端骨折 左頸部骨折
- 発症からの期間
- 4年
- 症状
- 歩行機能障害
- ご利用期間・回数
- 8回コース・2か月
- リハビリ目標
- 歩行安定性向上
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
4年ほど前に頸髄腫瘍をと診断され、リハビリを受けることで身体機能はある程度改善されていました。しかし、昨年8月に転倒して上腕骨を骨折され、さらに12月にも転倒され、左人工骨頭置換術を受けられました。
その後、バランス能力の低下がみられ、リハビリを受けなくなってからは、身体の動かしにくさを感じるようになったため、当施設をご利用されるようになりました。
日常生活は自立されていますが、左股関節外側の疼痛が残存しており、歩行時の不安定さもみられていました。「痛みを軽減し、安定して歩けるようになりたい」というご希望がありました。
体験時の状況
左上下肢に関節可動域の制限がみられ、立位では左側へ体重をかける際に左股関節の疼痛が出現していました。
歩行では、最初の一歩を両足をそろえてから踏み出さないと疼痛が出現するため、歩幅を大きくすることが難しい状態でした。
また、下肢を上げる際に重心が後方へ偏る傾向があり、転倒リスクの高い歩行となっていました。
リハビリ内容
左上下肢の関節可動域制限の改善を図りながら、動作時の身体の使い方についてアプローチを行いました。
徐々に関節可動域は改善していきましたが、やや円背傾向があり、前方へ十分に体重を移動させにくく、足部で身体を支えようとする努力的な動きがみられました。
そこで、股関節と体幹に着目し、筋の促通を行うとともに、立位で左右へ適切に体重を移動させる練習を実施しました。
さらに、練習で身につけた身体の支え方をさまざまな姿勢や動作でも活用できるようにしたうえで、ステップ練習やバランス練習を行いました。
リハビリの結果
RESULTまた、足部にみられていた努力的な動きが軽減したことで、歩行時の安定性が向上し、よりスムーズに歩行できるようになってきています。








リハビリでは、身体を支えるための股関節や体幹の使い方に着目し、立位での体重移動やステップ練習などを行ってきました。
継続して取り組む中で、歩行時の痛みがなくなり、一歩目もスムーズに踏み出せるようになりました。現在では、以前よりも安定した歩行ができるようになり、ご本人からも「歩きやすくなった」とのお声をいただいています。
今後も、現在の歩行能力を維持・向上させながら、安心して日常生活を送っていただけるようサポートしていきたいと思います。
竹内 良平