改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症後1年】40歳代・男性・脳出血の改善事例②

歩行(正面)

40代
男性

ご利用者様情報

年代
40代
性別
男性
疾患名
脳出血
発症からの期間
1年
症状
左片麻痺・感覚障害
ご利用期間・回数
7ヵ月・48回
リハビリ目標
歩行の改善(スムーズに歩けるようになりたい、杖なしで歩きたい)

動画

MOVIE
  • 歩行(側面)

  • 屋外歩行

  • 階段

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

急性期病院で治療後、回復期病院で約2か月リハビリ入院されました。退院後、積極的にリハビリをしたいという希望で来店して頂きました。

体験時の状況

初期は左右の体の非対称性が強く歩行も低速度で不安定な状況でした。また、足の引っ掛かりも著明で常に引っ掛からないように意識をして歩いている状態でした。

リハビリ内容

入院中は歩行練習や筋力増強、日常生活改善に対するリハビリテーションを毎日約3時間実施されていました。
当施設では下肢の麻痺に対するリハビリ(電気・徒手)と体幹に対するリハビリを中心に行いました。ご本人様は自分に合った装具で楽に歩きたいという希望もあったため、装具業者と連携をしてご本人様にあった装具の選定も行いました。現在はターボメド(TurboMed:パシフィックサプライ社製)を使用しております。
LINEでサポートも活用しながら、ご自宅での練習も積極的リハビリを行って頂いております。

リハビリの結果

RESULT
立位姿勢・歩行(姿勢・速度)で大きく改善を認めました。歩行では麻痺側支持の際の姿勢・安定性が改善し、現在は屋外も杖なしで歩行することができております。sportipでの評価でも大きく改善を認めています。歩行速度は約4km/h以上となり、健常者の平均と同程度の速度歩くことができるようになりました。耐久性も向上し、現在は1日20000歩以上歩く日もあります。居酒屋に行ったり、沖縄旅行も杖なしで行くことができるようになりました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
重度麻痺・感覚障害などにより、股関節・体幹周囲の不安定性を認めました。体験当初はすべての動作で非麻痺側優位となっており、非常に左右の非対称性が強い状態でした。
体幹を安定させつつ、麻痺側股関節周囲の安定化を図る練習を行いました。体幹のコントロールと並行して、股関節の強化・膝のコントロールの練習を実施しました。
入院時には金属支柱付き長下肢装具(LLB)を使用するほどの重度の麻痺を呈していた方ですが、ご本人様の努力とリハビリにより職場復帰・運転・外食・趣味(野球観戦)などもできるようになり、社会復帰ができてきたことを嬉しく思います。ご自宅でのリハビリや仕事なども本当に積極的に行って頂いていることも改善に繋がったと考えます。今後は更なる歩容改善と、ゴルフ場を安全に歩けるようにリハビリを一緒に頑張っていきます!
担当者の画像

大野 真之介