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脳卒中後の痛みの原因と種類について【自宅でできる緩和法もセット】

こんにちは!大阪府大阪市にある脳神経リハビリセンター大阪で理学療法士をしている岡です。理学療法士のキャリアは12年になります。

「脳卒中になったらどんな痛みがあるんだろう…?」

今日は上記のような疑問にお答えします!

未知の痛みって不安ですよね。。。

ただ、わからないからこそ事前に知っておくのとそうでないのとでは、その後の対応や痛みの感じ方、ひいては回復のスピードにまで影響します。

ということで今回は、脳卒中が引き起こす痛みにフォーカスして、痛みの原因がどこにあるのか、からどんな種類の板意味があるのか、そしてそれを和らげるための方法まで、13年の中であった実体験をベースに解説していきます。

本記事を読むことで、脳卒中後にしなければならないことがスムーズに実行できるようになるはずです!

それでは参りましょう。

脳卒中とは?

脳卒中とは
「脳卒中」は脳の血流不全により脳細胞が死滅する病気で、脳血管のトラブルが原因になりますす。

脳は身体・精神の中枢で、脳卒中の影響は多岐にわたります。

また、「脳梗塞」と「脳出血」に大別され、原因は高血圧や喫煙、飲酒などの生活習慣が関与します。

症状には運動障害や言語障害、視覚障害などがあり、早期発見と治療が重要です。

治療方法は薬物療法、手術、リハビリテーションが主で、後遺症として身体の麻痺や感覚の障害が残ることもあります。

そして社会的なサポートとリハビリが、患者のQOL向上に寄与します。

もっと詳しく知りたい方はこちらから>>

脳卒中後の痛みの原因

脳卒中後の痛みの原因
脳卒中は多くの人々にとって深刻な健康問題となりますが、それに伴う痛みの原因について十分に理解されていないことが多いです。

この章では、脳卒中後に感じる痛みの主な原因を3つの観点から詳しく解説します。

脳損傷による直接的な痛み

脳卒中は、血流の障害によって脳の一部が損傷する病態です。

この脳の損傷が直接的な痛みの原因となることがあります。

脳の特定の部位が損傷すると、その部位が制御する身体の部分に痛みや不快感が生じることが知られています。

脳は私たちの身体のさまざまな機能を制御しており、その中には痛みの感覚も含まれています。

脳の損傷は、痛みの感覚を歪める可能性があります。

例として、脳の感覚野が損傷されると、関連する身体部位に痛みやしびれを感じることがあります。

このような痛みに対しては、薬物療法やリハビリテーションが効果的であることが多いです。

筋肉の痙縮や拘縮による痛み

脳卒中患者は、筋肉の痙縮や拘縮を経験することが一般的です。

これは、脳の損傷により筋肉の制御が不完全となるためです。

筋肉の硬直や拘縮は、関節や筋肉に異常な圧力や緊張をもたらし、それが痛みの原因となることがあります。

脳の損傷によって、筋肉への指令が正常でなくなると、筋肉が過度に収縮したり、逆に弛緩したりすることがあります。

腕や脚の筋肉が常に収縮した状態になると、関節の変形や筋肉の疲労、痛みを引き起こすことがあります。

また、筋肉が過度に弛緩すると、関節が不安定になり、痛みや怪我の原因となることも。

このような痛みに対処するためには、定期的なストレッチや物理療法が効果的です。

また、適切なサポートや装具の使用も、筋肉の状態を改善し痛みを軽減するのに役立ちます。

関節の変形や圧迫による痛み

脳卒中患者が経験する筋肉の硬直や拘縮は、関節にも影響を及ぼします。

特に、筋肉の異常な収縮や弛緩が持続すると、関節の変形や圧迫が生じることがあります。

関節の変形や圧迫は、関節の動きの制限や痛みを引き起こす主要な原因となります。

関節は骨と骨の接触部であり、筋肉の状態がその動きや位置に直接影響を与えます。

筋肉の異常な状態が持続すると、関節の正常な位置や動きが乱れ、それが変形や圧迫を引き起こします。

また、脳卒中の影響で上腕二頭筋が過度に収縮すると、肘関節が曲がった状態で固定されることがあります。

このような状態が続くと、関節の変形や圧迫が生じ、痛みや動きの制限を引き起こすことがあります。

このような痛みや関節の問題に対処するためには、関節の動きを促進するリハビリテーションや、関節をサポートする装具の使用が推奨されます。

また、日常生活での正しい姿勢や動きの習慣を身につけることで、関節の健康を維持することができます。

脳卒中後の痛みの種類

脳卒中後の痛みの種類
この章では、脳卒中後に患者が経験する可能性のある痛みの主な種類について解説します。

脳卒中患者が感じる痛みは多岐にわたり、その原因や特性によって異なる痛みが存在します。

以下の3つの痛みの種類を中心に、その特徴や原因を明らかにします。

・中枢性疼痛
・末梢性疼痛
・筋筋膜性疼痛

それぞれ順番に解説していきます。

中枢性疼痛

中枢性痛は、中枢神経系に関連した痛みを指します。

具体的には、脳や脊髄の損傷が原因となる痛みのことを言います。

中枢性痛は、脳卒中や脳損傷後に特有の痛みとして現れることが多いです。

なぜなら脳卒中や脳損傷が起こると、痛みの伝達や認識のメカニズムが乱れることがあるからです。

具体的には以下のようなシーンで痛みを感じることが多いです。

・脳卒中後、手を冷たい水に浸けると、通常よりも強く痛みを感じる。
・物のフチなどが尖っているような感じがし、持っていると痛くなる。

中枢性痛を感じる場合、神経内科やリハビリテーション科の専門医に相談し、痛みの原因や治療法についてのアドバイスを受けることが重要です。

末梢性疼痛

末梢性疼痛は、脊髄から出て筋肉に伸びる神経が何らかの原因で圧迫されることによって生じる痛みを指します。

この痛みは、特定の部位に鋭い痛みとして現れることが特徴的です。

末梢性疼痛は、脳卒中後の筋肉の過度な収縮や変形などによって、神経が直接圧迫されることで生じます。

筋肉や関節の異常で神経を圧迫すると、神経からの信号が乱れ、痛みとして体感されるからです。

具体的には以下のようなシーンで痛みを感じることが多いです。

・腕を上げる動作をすると、腕の裏側や外側に鋭い痛みが走る。
・緊張する場面で腕に力が入ると痛みがでる。

末梢性疼痛を感じる場合は、早急に専門医に相談し、原因を特定した上で、適切な治療やリハビリテーションを受けることをおすすめします。

筋筋膜性疼痛

筋筋膜性疼痛は、筋肉や筋膜の緊張などによって引き起こされる痛みです。

筋膜は筋肉の動きをサポートし、滑らかに動かす役割がありますが、脳卒中などの影響で筋肉のバランスが崩れると、一部の筋や筋膜に過度な緊張がかかります。

良い例としては適切なストレッチやマッサージで筋肉や筋膜の緊張を和らげることができ、疼痛が軽減されるケースがあります。

悪い例としては無理な運動や不適切なストレッチを行い、筋肉の緊張をさらに悪化させてしまうケースがあります。

筋筋膜性疼痛の対処法としては、ストレッチやセルフケア、専門家による治療が効果的です。

筋肉や筋膜の緊張を緩和することで、筋肉の柔軟性を向上させ、疼痛を軽減することができます。

ストレッチやマッサージ、フォームローラーなどを使用して緊張を緩和させる方法があります。

逆に痛みを感じながら強引にストレッチを行い、筋膜のダメージを増やしてしまうことは避けて下さい。

筋筋膜性疼痛のケアは、無理をせず、自身の体のサインをよく観察しながら行うことが大切です。

また、疼痛が強い場合や改善しない場合は、専門家の意見を求めることをおすすめします。

脳卒中後の痛みの治療法

脳卒中後の痛みの治療法
脳卒中後の痛みは、多くの患者さんが抱える大きな悩みの一つです。

この章では、その痛みを和らげるための現代医療の治療法と、自宅で取り組むことができる緩和方法について詳しく解説します。

現代医療における痛みの治療法

現代医療における痛みの治療は、科学的根拠に基づき、患者の痛みの原因や性質を正確に評価し、最適な治療法を提供することを目指しています。

以下は、現代医療での主な痛みの治療法についての概要です。

薬物療法

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs):炎症や痛みを抑えるために広く使用される。
例:イブプロフェン、ロキソプロフェン。

神経ブロック

特定の神経を一時的に遮断し、痛みを緩和する。

温熱・寒冷療法

温熱・寒冷の刺激を用いて、痛みや筋肉の緊張を和らげる。

経皮的電気刺激療法(TENS)

皮膚上から電気刺激を与え、痛みの伝達を遮断する。

手術

痛みの原因となる疾患や損傷部位を直接治療する場合に行われる。

心理療法

認知行動療法:痛みの認識や対処法を再教育し、痛みとの向き合い方を学ぶ。

リラクゼーション療法

ストレスや緊張を緩和し、痛みの軽減を図る。

代替医療

鍼灸、マッサージ、アロマセラピーなど、伝統的な治療法と組み合わせて使用されることがある。

痛みの治療は、一人一人の症状や体質、生活習慣に合わせてカスタマイズされるべきです。

最新の医療技術や治療法を取り入れつつ、患者のQOL(生活の質)の向上を目指して治療が進められています。

痛みに悩む方は、専門医との相談を通じて、最適な治療法を選択することが重要です。

自宅でできる痛みの緩和方法

自宅での痛みの緩和は、日常生活の中で痛みと上手く付き合いながら、その影響を最小限に抑えるための方法を探ることが重要です。

以下は、自宅で簡単に取り入れられる痛みの緩和方法を詳しく解説します。

寒冷療法

温湿布やホットパック:筋肉の緊張や痛みを和らげるために使用。特に関節や筋肉の痛みに効果的。(※ただし、炎症期には行わない。)
冷湿布やアイスパック:怪我直後の腫れや炎症を抑えるのに役立つ。

ストレッチ

定期的な軽いストレッチで筋肉の柔軟性を保ち、緊張を緩和する。
特に長時間の座り仕事や立ち仕事後に効果的。

リラクゼーション

深呼吸や瞑想:心を落ち着け、痛みの感じ方を変えることができる。
アロマセラピー:リラックス効果のあるエッセンシャルオイルを使用して、心地よい香りで心と体を癒す。

適切な姿勢の維持

長時間の同じ姿勢は痛みの原因となることが多い。
適切な椅子やクッションを使用し、定期的に姿勢を変えることで痛みを予防。

軽い運動

散歩や水泳などの低強度の運動は、筋肉や関節の動きをスムーズにし、痛みを緩和する効果がある

自己マッサージ

痛みのある部位を優しくマッサージすることで、筋肉の緊張を和らげる。

痛みを和らげるグッズ

市販の痛み緩和クリームやサポーター、テーピングなどを使用して痛みの部位をサポート。

痛みは体のサインの一つです。

無理をせず、自分の体を大切にしながら、上記の方法を取り入れてみることで、日常生活の質を向上させることができます。

痛みが続く場合や強い場合は、専門家に相談することも忘れずに。

脳卒中患者の日常生活

脳卒中患者の日常生活
脳卒中を経験した方々の日常生活は、健常者とは異なる点が多々あります。

この章では、脳卒中患者の日常生活の特徴や、その中での工夫や注意点について詳しく解説します。

脳卒中患者の日常生活は、その後遺症の程度や症状によって大きく変わります。

一部の患者は、日常生活にほとんど支障をきたさない一方、重度の後遺症を持つ患者は、歩行や会話、日常の動作に困難を感じることがあります。

日常生活の中での工夫

日常生活の中での工夫は、健康や生活の質を向上させるための継続的な取り組みを意味します。

小さな変更や習慣の見直しによって、生活の中でのストレスや不調を軽減し、より快適な日常を実現することができます。

以下に、日常生活での工夫の具体的な方法を詳しく紹介します。

時間管理

一日のスケジュールを計画的に組むことで、無駄な時間を減らし、効率的な生活を実現。
休憩を取り入れることで、疲れを予防。

環境整備

生活空間を整理整頓し、使いやすくすることで、日常の動作をスムーズに。
快適な照明や家具の配置で、心地よい生活空間を作る。

健康的な食生活

バランスの良い食事を心がけ、栄養の偏りを防ぐ。
適切な水分摂取や食事のリズムを保つことで、体調管理。

適度な運動

日常の中で軽い運動を取り入れることで、体の調子を整える。
例えば、階段の利用や短時間のストレッチなど。

リラクゼーション

忙しい日常の中で、リラックスする時間を確保。
趣味や音楽、読書などで心のリフレッシュ。

コミュニケーションの工夫

家族や友人とのコミュニケーションを大切にし、心のサポートを受ける。
感謝の気持ちを表現することで、人間関係の質を向上。

情報収集

日常生活に役立つ情報や知識を積極的に収集。
新しいライフスタイルや健康法を取り入れることで、生活の質を向上。
日常生活の中での工夫は、自分自身の生活スタイルや価値観に合わせてカスタマイズすることが大切です。

一つ一つの工夫が積み重なることで、より豊かで快適な日常を実現することができます。

周囲のサポートの重要性

人は孤立した存在ではなく、社会的な生き物として、他者との関わりの中で成長し、生活しています。

特に困難な状況や挑戦の際、周囲のサポートの存在は計り知れない価値を持つことが多いです。

以下に、周囲のサポートの重要性について詳しく探ります。

心の安定

人は支えられていると感じることで、心の安定を得ることができます。

友人や家族からの励ましや理解は、心の負担を軽減し、前向きな気持ちを保つ助けとなります。

新しい視点や知識の獲得

他者からのアドバイスや意見は、自分一人では気づかない新しい視点や知識をもたらすことがあります。

これにより、問題解決の手助けとなることも。

物理的なサポート

実際の手助けや物資の提供など、具体的なサポートは日常生活の質を向上させるだけでなく、困難な状況を乗り越える力となります。

自己肯定感の向上

周囲からのサポートや評価は、自分の価値を再認識させ、自己肯定感を高める効果があります。

自分自身をより良くするための動機付けとなることも。

社会的な繋がりの強化

人との関わりを通じて、社会的な繋がりやネットワークが強化されます。

これは、将来的なチャンスや情報の収集にも繋がる可能性があります。

回復や成長の加速

病気や怪我、心の傷など、回復が必要な状況でのサポートは、回復を早めるだけでなく、新しい成長を促すキッカケとなることも。

周囲のサポートは、単に困難な状況を乗り越えるためだけでなく、人としての成長や社会的な繋がりを深めるための重要な要素です。

サポートを受けることの恩恵を理解し、また他者にサポートを提供することで、より豊かな人間関係を築くことができます。

脳卒中患者のリハビリテーション

脳卒中患者のリハビリテーション
脳卒中患者にとって、リハビリテーションは回復の鍵となります。

この章では、日常生活での痛みを和らげる工夫と、効果的なリハビリテーション方法について、深く掘り下げて解説します。

痛みを和らげる日常生活の工夫

脳卒中患者が日常生活で痛みを和らげるための工夫は、生活の質を大きく向上させる要因となります。

痛みは単なる不快な感覚だけでなく、心理的なストレスや日常生活の制約をもたらすことがあります。

以下に、日常生活の中での痛みを軽減するための具体的な工夫を詳しく解説します。

姿勢の見直し

脳卒中患者は、不自然な姿勢をとることが多く、これが痛みの原因となることがあります。

良い例: エルゴノミクスに基づいた椅子やクッションを使用して、正しい姿勢を保つ。
悪い例: 長時間、同じ姿勢で座り続ける。

適切な運動習慣

筋肉の硬直や関節の固定を防ぐためには、適切な運動が必要です。

良い例: 毎日の軽いストレッチや歩行を習慣化し、筋肉の柔軟性を保つ。
悪い例: 痛みを恐れて運動を避ける。

環境の調整

生活空間の調整も、痛みの軽減に寄与します。

良い例: よく使用する物を手の届く位置に保管することで、無駄な動きや負担を減少させる。
悪い例: 散らかった部屋での動きが制限され、不自然な動きを強いられる。

リラクゼーション

精神的なストレスも身体の痛みを増幅させる要因となることがあります。

良い例: 深呼吸や瞑想、アロマセラピーなどのリラクゼーション方法を取り入れる。
悪い例: ストレスを溜め込み、リラックスする時間を持たない。

日常生活の中でのちょっとした工夫や習慣の見直しは、脳卒中患者の痛みを大きく軽減することができます。

それぞれの生活環境や症状に合わせて、最適な方法を選び、継続的に取り組むことが重要です。

効果的なリハビリテーション方法

脳卒中患者の回復には、効果的なリハビリテーションが不可欠です。

リハビリテーションは、身体機能の回復だけでなく、日常生活の質の向上や社会復帰を目指すための重要なステップとなります。

以下に、脳卒中患者にとって効果的なリハビリテーション方法を詳しく解説します。

個別化されたプログラム

脳卒中の影響は患者ごとに異なるため、個別の症状やニーズに合わせたプログラムが必要です。

良い例: 専門家とのカウンセリングを通じて、患者の現状や目標を明確にし、それに基づいたリハビリプランを作成する。
悪い例: 一般的なリハビリプログラムを適用し、患者の個別の状況を考慮しない。

多職種連携

効果的なリハビリテーションには、多職種の専門家との連携が欠かせません。

良い例: 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、それぞれの専門家と連携し、総合的なサポートを受ける。
悪い例: 一つの専門分野だけに依存し、他の専門家の意見やサポートを求めない。

家庭での継続的なトレーニング

リハビリセンターでのトレーニングだけでなく、家庭での継続的なトレーニングも重要です。

良い例: 専門家から指導を受けたエクササイズやストレッチを、毎日の生活の中で継続的に行う。
悪い例: センターでのリハビリセッションのみに頼り、家庭でのトレーニングを怠る。

心のサポート

脳卒中のリハビリテーションは、身体だけでなく、心の回復も必要です。

良い例: 心理カウンセリングやグループセラピーを利用し、心のケアを受ける。
悪い例: 心の不調を放置し、専門家のサポートを受けない。

効果的なリハビリテーションは、患者の身体的、心理的な回復を促進します。

専門家との連携や日常生活での継続的な取り組みが、最良の結果をもたらす鍵となります。

以下に私が大阪市で実際にあった事例をご紹介しますね!

私が以前働いていた大阪市にある病院では、

和服関係の職人さんで仕事上座って作業を行なうため、20年ぐらいずっと腰痛だったとおっしゃられていた患者様がリハビリを受けることにより腰痛が消失した事がありました。
また、片麻痺の患者様で麻痺側の腰の筋肉の緊張が高くなり、その状態が続いていたために腰に疼痛が発生していましたが、腰の筋肉を柔らかくしながら動けるようになると疼痛が軽減してきた事もありました。
さらに、片麻痺患者様で装具をつけて歩くために膝の関節が痛くなられている方では、装具を着けずに歩くことが出来るようになると痛みが消えたという方もいらっしゃいました。

脳卒中患者のリハビリテーションは、単なる身体の回復だけでなく、心のケアも欠かせません。

効果的なリハビリは、個別の症状やニーズに合わせたアプローチと、専門家との連携が鍵です。

そして、リハビリセンターでのセッションだけでなく、日常生活の中での継続的なトレーニングが大切。

あなたや大切な人が脳卒中の影響を受けているなら、この情報は必ず役立つはずです。

心と身体、両方の回復を目指して、最良のサポートを受けることを忘れないでください。

あなたの健康と幸せのための一歩として、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

本記事でもお悩みを解決できない場合は、ぜひ弊社までご相談ください

脳神経リハビリセンター大阪での施術の様子
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この記事を書いた人
岡 民雄

岡 民雄

理学療法士

2011年に理学療法士免許を取得。急性期・回復期・維持期・自費リハビリ、全てのステージのリハビリを経験。急性期ではSCU(脳卒中集中治療室)にも勤務。これまで主に脳血管疾患・整形外科疾患・神経難病の方のリハビリに携わり、学会での発表や講習会でのアシスタントなどを行なう。2023年4月から大阪市にある脳神経リハビリセンター大阪に勤務。