【発症後9ヶ月】50代女性・脳出血・左片麻痺の改善事例
歩行能力の改善経過
- 50代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 50代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 脳出血
- 発症からの期間
- 9カ月
- 症状
- 左片麻痺
- ご利用期間・回数
- 3ヵ月
- リハビリ目標
- 安定して歩きたい。 装具を外して歩きたい。
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
急性期病院に1ヵ月、回復期病院に4ヵ月入院。
退院後、徐々に左足の動きが悪くなってきていると感じ、さらに積極的なリハビリをするためにご利用開始となりました。
体験時の状況
屋内はコンパクト4点杖と装具で歩行可能でしたが、屋外は主に車椅子を使用されていました。
左右の非対称性が強く歩行は不安定でした。また左足の引っ掛かりも見られ、引っ掛からないように意識している状態でした。
リハビリ内容
退院後は週2回訪問リハビリを受けていました。
左足首の硬さや体幹・股関節周囲の弱さにより左膝が過伸展になりやすく支持性も低下していました。
立位バランス訓練を通して体幹・股関節周囲の安定性向上を図りました。並行して左足首の促通をHALを用いて行いました。
リハビリに非常に積極的に取り組まれており、自主トレーニングもご家族様と一緒に行ってくださいました。
リハビリの結果
RESULT左右非対称の姿勢でしたが左足の支持性の改善が得られたことで右側の身体の使い方も柔軟になり左右対称に近づきつつあります。
生活場面では装具からサポーターに変更して屋内を歩けるようになりつつあります。
ご自宅での自主トレーニングもしっかり行ってくださっていることが効果を高めています。
「リハビリは続けることが大事」とご本人もおっしゃってくださっています。
今後も歩行能力の向上を図り、杖とサポーターで屋外を歩けるように一緒にリハビリを行っていきます!
百瀬 義一