【発症後1年】70代男性・S.O様・脳出血・左片麻痺の改善事例
改善効果(歩行)
- 70代
- 男性
ご利用者様情報
- 年代
- 70代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 脳出血
- 発症からの期間
- 1年
- 症状
- 左片麻痺・筋緊張亢進・筋緊張低下
- ご利用期間・回数
- 9カ月/40回
- リハビリ目標
- 楽に歩きたい・ゴルフが出来るようになりたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
約1年前に発症、急性期病院に入院し、回復期病院へ転院された後、自宅退院。
退院後に自宅にて転倒され、左股関節を骨折し、左股関節人工関節置換術実施。退院後に訪問リハビリを週に2回ご利用され、更なる機能改善を考え、当リハビリセンターの利用を開始いただきました。
体験時の状況
歩行は1本杖にて数メートル可能でしたが、体幹が前方と左へ傾き、左の骨盤の落ち込み・左の股関節が曲がったまま歩行されており、歩きにくさを訴えられていました。また、麻痺側膝関節は反張膝を認めました。特に左の殿部の筋肉の萎縮・左下肢の筋肉の短縮、左背中の筋肉の短縮が著明でした。
リハビリ内容
全身の硬さを整えることをはじめ、麻痺側上下肢、体幹を主体としました。体幹・左足の筋肉の硬さがあり、筋肉を働くように促していきました。次に体幹を含め、右臀部と大腿部、下腿部の筋肉の筋力を強化しました。右の背中の筋肉が短縮しており、膝の屈伸動作等実施しながら長さを出しました。上肢については感覚を用いてリハビリをしました。
今後はもっとスムーズに歩けるようにしっかりサポートをさせていただきます。
前川 裕樹