【発症後3年】80代男性 中大脳動脈閉鎖不全症術後の改善事例
歩行訓練
- 80代
- 男性
ご利用者様情報
- 年代
- 80代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 中大脳動脈閉鎖症・脊柱管狭窄症/頸椎椎弓形成術術後
- 発症からの期間
- 3年
- 症状
- 筋力低下・筋緊張亢進
- ご利用期間・回数
- 2カ月/8回
- リハビリ目標
- 屋外を歩けるようになりたい ゴルフに行きたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
約3年前に中大脳動脈閉鎖症発症、急性期病院に入院し、1か月にて自宅退院。以降、頚椎症性脊髄症にて頸椎椎弓形成術を実施され、自宅退院。退院後は、訪問リハビリにて週に3回リハビリを実施していたが歩行困難となり、ホームページより、問い合わせをいただき当リハビリセンターの利用を開始いただきました。
体験時の状況
歩行はノルディック杖を両手で持たれていましたが、前へ突進したりすることがあり転倒のリスクがありました。独歩でも同様の症状がありました。右の骨盤の落ち込みと右の股関節が曲がったまま歩行され、右膝はラテラルスラストがあり、歩きにくさを訴えられておりました。また、左足の体重をかけることも困難になっていました。
リハビリ内容
全身の硬さを整えることをはじめ、体幹・膝関節を主体としました。
体幹・右足の筋肉の硬さがあり、筋肉を働くように促していきました。
次に体幹を含め、右臀部と大腿部の筋肉の筋力を強化しました。
右の背中の筋肉が短縮しており、膝の屈伸動作等実施しながら長さを出しました。
リハビリの結果
RESULT改善ポイント:膝のラテラルスラストが改善傾向となり、右の骨盤の落ち込みの改善と右の股関節の伸びがみられた。
前川 裕樹