改善事例

CASE

BRANCH
大阪

【発症後1年】40代女性・RM様・脳出血・右片麻痺の改善事例

40代
女性

ご利用者様情報

年代
40代
性別
女性
疾患名
脳出血
発症からの期間
1年
症状
右上下肢麻痺
ご利用期間・回数
2ヶ月・16回
リハビリ目標
車の運転がしたい        夏フェスに参加したい

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

約1年前に発症され、急性期・回復期病院への入院を経て、現在はご自宅でご家族とともに住まわれています。
屋外での移動は杖と装具を利用して自立されておられますが、右手の機能回復に一番のご要望があり、
車の運転や夏フェスに参加したいなどの目標があって当施設の利用を開始されました。

体験時の状況

全身の筋肉の状態は低緊張を主体としていて、関節可動域制限は右の手指や前腕において軽度制限をみとめる程度でした。
右上肢では、右手を上げようとしても右手は体からほとんど離れることはなく、もっと頑張って上げようとすると右肘が曲がってきてしまい、
右手指は握りこんでしまうという状況でした。

リハビリ内容

初めは右手の機能を回復させることで右上肢全体の回復を促そうと考え、右上肢で升を積んだり、お手玉を握ったりなどの活動を行なっていきました。
しかし、機能の回復が思わしくなかったため、体幹部の筋肉の協調性を促したり、右肩甲骨周りの筋肉を鍛えていくという体幹部からの介入に変化して
いきました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
リハビリ体験時は両手を前に突き出そうとしても、右腕が体から離れることが難しい状態でしたが、14回目のリハビリ後では右腕が体から離れることが
出来るようになってきています。
また、右肘も若干伸ばすことが出来るようになっておられます。
これは右肩甲骨周りの筋肉の強さが出てきていて、肩甲骨が安定してきている為だと考えられます。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
介入当初は右手を上げようとしても、肩甲骨周りの筋肉の活動も乏しく、筋肉も短くなっておられましたが、
現在ではかなり活動が増えてきています。
未だ右上肢の重さに打ち勝って右手を上げていく事には難しさがありますが、引き続き右肩甲骨周りの筋肉を
鍛えていき、右手での活動に繋げていきたいと考えております。
担当者の画像

岡 民雄

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