【発症後2年6か月】50代女性・右脳幹出血の改善事例
歩行・走行比較動画
- 50代
- 女性

ご利用者様情報
- 年代
- 50代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 右脳幹出血
- 発症からの期間
- 2年6か月
- 症状
- 左片麻痺
- ご利用期間・回数
- 6か月 2週間に1回 24回
- リハビリ目標
- ふらつくことなく歩きたい スムーズなパソコン入力
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
約2年6か月前に発症され、脳神経外科病院に入院し、リハビリを経て自宅へご退院。
自宅で訪問リハビリを週に1回実施し、お仕事へも復帰されております。
その後、発症から約2年を経て、更なる改善を求めて当施設の利用を開始されました。
体験時の状況
歩行は独歩にて自立しておられましたが、左の骨盤の落ち込みと左の股関節が曲がったまま歩行されており、
歩きにくさを訴えられていました。
右の殿部の筋肉の萎縮が著明であり、左腹斜筋等の筋緊張低下、左右腰背筋の筋緊張亢進を認めました。
麻痺側は重度感覚鈍麻も認め、重心の位置等が捉えられずふらつくことも多い状態でした。
リハビリ内容
全身の緊張を整え、下腿後面と足底の筋肉の硬さがあり、筋肉が働くように促していきました。
次に、体幹を含め左臀部と大腿部の筋肉の筋力を強化。
骨盤帯の動きを促し腹筋群と腰背部の筋肉が働くように促しました。
立っている状態で左下肢での支持を高めるようなリハビリや段差を用いて骨盤帯の動きを強調し、
重心移動が分かりやすいように促しました。
リハビリの結果
RESULTふらつきも軽減し、ジョギングレベルの走行も可能となりました。
お伝えした内容等もしっかり取り組んでくださり、ご本人様の努力が結果に結び付いたと考えております。
つらいリハビリだったと存じますが、一緒に頑張って下さりありがとうございました。
今後ともしっかりサポートさせていただきます。
宜しくお願い致します。
前川 裕樹