改善事例

CASE

BRANCH
大阪

【発症後1年10ヶ月】40代男性・脳出血・右片麻痺の改善事例

歩行比較正面

40代
男性

ご利用者様情報

年代
40代
性別
男性
疾患名
脳出血
発症からの期間
1年10ヶ月
症状
右片麻痺・高次脳機能障害
ご利用期間・回数
4ヶ月・15回
リハビリ目標
歩容の改善       書字動作        箸操作の改善

動画

MOVIE
  • 両上肢挙上比較

  • 書字比較

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

2023年7月に発症され、急性期・回復期病院に約4か月間入院されました。
その後、ご自宅へ退院され、病院での外来リハビリ、訪問リハビリなどを利用されておられました。
当施設へは歩容の改善、書字動作、箸操作の改善をご希望され来店されました。

体験時の状況

右上肢では肩・肘・手首・手指の分離性は保たれているものの、肩関節には筋緊張の亢進がみられ、
書字を行なっていただくと字がとても小さくなってしまう状態でした。
右下肢では上肢と同じく分離性は保たれていましたが、歩行を行なうと右立脚期で重心は低下し、
右膝関節の過伸展が著名となっておられました。

リハビリ内容

リハビリではまず、体幹部の協調的な運動が行なえることを目指しました。
座っている状態で体幹部の筋群を働かせ、そこから立っている状態にて右足で強く支えることが出来る足を目指していきました。
右上肢への介入では肩より手からの介入の方が良好であったため、
実際に右手を使った活動(手袋やボールペン、クレヨンを使った活動)により手の巧緻性に介入しました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
介入当初では歩行においては右立脚期の重心低下および右立脚後期での右膝関節の過伸展がみられましたが、
現在では重心低下は継続するも右膝関節の過伸展には軽減がみられています。
右上肢機能では当初、書字を行なうと字がとても小さかったのですが、大きな字を書けるようになってこられています。
また、書字訓練では一回の介入で姿勢の向上もみられています。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
歩行時の右立脚期での重心低下は継続していますが、
右立脚後期での右膝の過伸展や腰椎の前弯は軽減してこられています。
未だ変化が小さいのですが、着実に良い方向に向かってはいると考えています。
今後はご希望であるお箸の操作など、右手へのリハビリも同時に進めてまいりますので
宜しくお願い致します。
担当者の画像

岡 民雄

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