【発症から3年】90代・歩行障害の改善事例
- 90代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 90代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 医学的な疾患名なし
- 発症からの期間
- 3年
- 症状
- 立ち上がる時・歩行時に右股関節に痛み
- ご利用期間・回数
- 16回
- リハビリ目標
- 杖で歩けるようになりたい(現在はキャスター付き歩行器を使用)
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
3年程前に原因不明の難聴を発症してから、身体のバランスを取ることが難しくなり、右股関節に痛みが発生。
整形外科で診察を受けるも、明確な疾患が特定できず、改善でしなかった。
福祉用具の担当者より「当リハビリセンターでは脳血管疾患以外も様々な疾患のリハビリが出来る」ことを知り、来店。
体験時の状況
痛みを出したくないという思いから、足に体重をかけずに内股で歩く様子がありました。
長年痛みに耐えてきた事もあり、右脚の筋力は極端に弱く、体重をかけた途端に痛みが増したり、痛みを避けた動作が目立ちました。
リハビリ内容
当リハビリセンター利用前は、週2回のリハビリ付デイサービス、週1回の整体を利用していました。
デイサービスではマシンを使った筋力トレーニングや平行棒内の歩行練習を行っていました。
当リハビリセンターでは、細やかなカウンセリングをした結果、「立ち上がり」の際と「歩行の一歩目」に痛みが強くなることを確認。
まずは、「痛みを取り除くこと」「忘れかけていた正しい歩き方を取り戻す」ことにフォーカスしました。
「平行棒内で部分的に体重をかける練習」、「歩行アシストロボット「curara®」による歩行リズムを再学習する練習」を実施、
ご自宅では「立ち上がり時の体重のかけ方」のメニューを中心にリハビリを行いました。
リハビリの結果
RESULT右足に体重をかけずに、内股で歩く癖があり、右股関節に強い痛み。
【現在】
ご客様の意欲的な自主練習と歩行アシストロボット「curara®」の歩行練習の相乗効果により、「右足を庇うことなく」
左右均等に体重をかけ、歩けるようになりました。また、平行棒内での歩行速度が向上する等、改善効果が出てきました。
「続ければ続けるほど良くなっている」「お風呂でしゃがむことにも苦労したが、最近は無意識にできるようになった」
「デイサービスで行われる体力測定で褒められたことがあった」「良くなって、歩行器を卒業したい」
とご本人からも、リハビリの効果を実感する声をいただいております。
積み重ねることで、効果が出てきました。
お客様が希望する「杖での歩行」に向けて、精力的にリハビリに励まれており、日に日に良くなっていくことを感じておられます。
脳神経リハビリセンター名古屋は脳梗塞・脳出血などの脳血管疾患以外も対応しています。
「もっと自由に歩きたい」「痛みを改善したい」「家事をやりたい」「仕事に復帰したい」「趣味を再開したい」このような想いを叶えるために「もっとリハビリを受けたい」という、ご利用者様やご家族様のご期待に応えるリハビリを提供しております。
熊谷 壮騎