【発症後1年7ヶ月】40歳代・男性・脳出血の改善事例
【立ち上がり動作の変化】
- 40代
- 男性

ご利用者様情報
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 脳出血
- 発症からの期間
- 約1年7ヶ月
- 症状
- 右上下肢の失調症状・左上下肢の麻痺・構音障害・複視
- ご利用期間・回数
- 1ヶ月・4回/24回コース・週1回程度
- リハビリ目標
- 自宅復帰・杖で歩きたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
約1年7ヶ月に脳出血を発症されました。発症当初は左上下肢の運動麻痺から始まり、徐々に右上下肢にも失調症状が出現しました。
その後、右手での食事動作はなんとか行えるようになったものの、立ち座りや歩行においては右上下肢の失調症状と左上下肢の運動麻痺の影響により、介助が必要な状態であり、現在は車いすを使用して施設で生活されています。
さらなる機能改善による「歩行の再獲得」や「ご自宅への復帰」をご希望され、当施設の無料体験リハビリにお越しいただきました。現在は、介護保険サービスのリハビリを併用しながら、週1回のペースで定期的にリハビリに取り組まれています。
体験時の状況
右上下肢の失調症状と左上下肢の運動麻痺に加えて、複視の影響もあり、座位保持の際には姿勢が右側へ崩れてしまっていました。
立ち座りの際には、理学療法士が側方から介助し、身体を引き上げる必要がありました。
また、立位では左下肢に体重を乗せることが難しく、右上肢で支えながら、なんとか立位を保持されている状態でした。
リハビリ内容
体幹筋群の筋力低下やコントロール不良、左半身の低緊張により、右半身の失調症状が助長されていると考えました。
そのため、まずは動作の基本となる姿勢コントロールに必要な体幹筋群に着目し、介入を開始しました。
次に、左股関節周囲を中心とした左足の筋力強化を、重力の影響が少ない仰臥位(寝た状態)から始め、座位→立ち上がり→立位と段階的に難易度を調整しながら、リハビリを実施してまいりました。
リハビリの結果
RESULTそして、リハビリ4回目には、まだ理学療法士のサポートは必要ではあるものの、左足に体重を乗せることが可能となってきたため、ご自身の力でスムーズに立ち上がる動作が行えるようになってきました。
また、立ち上がりの後も左足に体重を乗せることができるようになったことで姿勢が安定し、右上肢の失調も軽減され、立位を保持したまま会話をする余裕もみられるようになってきました。
ご本人様からも、「数か月間できなかったことが、ここに来て数回でできるようになった」などのありがたいお言葉をいただいております。
このような機能改善が見られたのは、ご本人様のリハビリに対する前向きな姿勢や、日頃の自主トレーニング、さらにリハビリをご支援してくださる周囲の皆様のご協力の賜物であると感じております。
引き続き、目標達成に向けてリハビリを行ってまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
水谷 滉希