改善事例

CASE

BRANCH
大阪

【頚椎症性脊髄症手術後 約2年】70代女性・K,K様の改善事例

歩行比較

70代
女性

ご利用者様情報

年代
70代
性別
女性
疾患名
頚椎症性脊髄症
発症からの期間
2年
症状
歩行障害
ご利用期間・回数
2ヶ月・15回
リハビリ目標
屋外での杖歩行を獲得

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

約2年前に手術を受けられ、急性期・回復期病院への入院を経て、現在はご自宅で住まわれています。
屋内での移動は杖を使っての歩行で、屋外での移動は押し車での移動を行なっておられます。
屋外で杖歩行を行なえる事を目標に当施設に来られました。

体験時の状況

全身性に関節可動域の低下はみとめられませんでした。
しかし体幹部を伸ばして保持する事がとても難しく、立ち上がりを行なう際にも努力性を伴う状態でした。
また、歩行においては右上肢で杖を強く押してしまい、左右へのバランス低下が著名で至近距離からの見守りが必要な状態でした。

リハビリ内容

まずは体幹部の協調的な運動が必要と考え、骨盤や体幹部の運動を行なっていきました。
運動を行なっていく事で座位での骨盤の選択的な運動に向上がみられました。
座位での骨盤帯の選択性に向上がみられたため、その状態から立位となり更に体幹部の選択性を向上させていきました。
現在は体幹部の抗重力活動を維持したまま杖なしの歩行訓練を行なう事が出来るようになってこられています。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
リハビリ体験時は杖歩行を行なうと体幹部の前傾姿勢が著名となり、歩行時の左右へのバランスに著名な低下がみられました。
現在では未だ不安定な要素は継続しているものの、体幹部を伸ばして歩く事が出来るようになってきており、左右へのバランスの低下も軽減してきておられます。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
歩行時における体幹部の抗重力伸展活動には向上がみられています。
そのために歩行時における左右へのバランス低下にも軽減がみられています。
最終目標である屋外での杖歩行を獲得する前にまずは屋内での杖なし歩行を獲得できるようにリハビリを行なってまいります。
担当者の画像

岡 民雄

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