改善事例

CASE

BRANCH
大阪

【発症後10カ月】70代男性・TT様・頚椎症性脊髄症術後の改善事例

比較(上肢操作)

70代
男性

ご利用者様情報

年代
70代
性別
男性
疾患名
頚椎症性脊髄症
発症からの期間
10か月
症状
左上肢運動・感覚障害
ご利用期間・回数
6か月・48回
リハビリ目標
左上肢機能改善         ゴルフのラウンドを回る        車の運転ができるようになる

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

2023年11月椎弓拡大術・椎弓切除術で入院され、翌年1月末にご退院されました。
その後、2月に当センターのリハビリ体験され4月よりリハビリ開始となりました。

体験時の状況

肩・肘関節は殆ど動かすことは困難でした。
手・手指の動きは僅かにあるものの、筋肉を動かせないことによる浮腫も強くありました。
肩・肘関節は亜脱臼しており、手関節にも強い痛みがありました。
左上肢自体が重く痺れており、体幹も傾いている状態でした。

リハビリ内容

まずは、体幹・肩周りの硬さを緩めることから開始致しました。
痛みが緩和してきたことを確認し、肘・手関節にロボットHALを実施しました。
しかし、HAL使用時に体幹を固めてしまう傾向であった為、個々の筋肉の活動を促しました。
また、道具を用いたリハビリを実施しました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
浮腫や痛みが改善され、左上肢が動かしやすくなりました。
肩・手関節のコントロールが行えるようになっており、手指のグーパー・対立も可能となりました。
痺れは概ね改善し、母指周辺のみ残存している状態となりました。
肩・手関節が動かしやすくなったことから車の運転・ゴルフのスイングも挑戦できるようになりました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
左手は全く使用できていない状況でしたが、日常生活で改善できるように左上肢の訓練を実施しました。
目標とされている車の運転やゴルフのスイングが可能となったことで自信がついてきたと思われます。
左上肢を動かす際に、腰背部の筋肉を代償的に使用はされていますが、次第に少なくなってきています。
引き続き全力でサポートし、TT様の機能改善を目指してリハビリを実施していきます。
担当者の画像

前川 裕樹