【発症後約1年10ヵ月】60代男性・岡部様・頚髄損傷の改善事例 立ち上がり・起き上がり動作
立ち上がりの比較動画
- 60代
- 男性
ご利用者様情報
- 年代
- 60代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 頚髄損傷
- 発症からの期間
- 約1年10か月
- 症状
- 頚髄損傷
- ご利用期間・回数
- 約7か月・週2回
- リハビリ目標
- ベッドから起き上がれるようになる
トイレの移乗動作が見守りでできる
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
2024年6月に頚髄損傷を受傷され、第3〜5頚椎の手術を実施。
その後、約6か月間回復期リハビリテーション病院にて集中的なリハビリを継続した後、自宅退院。
退院後はデイサービス(週3回)、及び訪問リハビリ(週2回)を併用されていましたが、さらなる機能改善を目的に当施設をご利用されました。
リハビリテーション病院のスタッフからの紹介がきっかけでした。
体験時の状況
屋内外の移動は車椅子で、奥様の介助が必要な状態でした。
手足は動かせるものの全体的に筋力低下が見られ、既往歴の腰部脊柱管狭窄症の影響もあり、特に右下肢の筋力低下が顕著でした。 そのため、立ち上がりには引き上げ介助が必要な状態でした。
リハビリ内容
2025年8月末よりリハビリを開始しました。
当初は全身の筋力低下が認められていましたが、歩行器を使用することで介助下での歩行は可能な状態でした。
そのため、立ち上がり動作やび立位保持に必要な関節の動きや筋力を改善することを目的にリハビリを実施しました。
関節の動きについては、太ももの内側の筋肉、もも裏の筋肉、ふくらはぎの筋肉が硬くなっていたため、徒手的介入で筋肉をほぐしたり、立った姿勢でゆっくり伸ばす練習を行いました。また、お腹や背中、おしりまわりの筋肉、そして足の筋肉を強くするためのトレーニングも実施しました。
起き上がる動作を身につけるために、まずは仰向けの姿勢から寝返りの練習を行いました。
その後、自宅の環境を想定し、ベッドの背もたれを少し起こした状態で起き上がる練習も実施しました。
さらに、立ち上がりや移動の動作ができるように、座った姿勢からおしりを持ち上げる練習や、立った姿勢を保つ練習を行いました。
加えて、片足で立つバランスや足を踏み出す動作を良くするために、歩行器を使った歩く練習も実施しました。
リハビリの結果
RESULT-------------------------------------------------------------
起き上がり 介助が必要 見守り中心
可能な場面↑
立ち上がり 引き上げ介助必要 手すり使用
ほぼ見守り
歩行器歩行 介助が必要 介助量減少
自宅生活 奥様の介助↑ 自分での動作↑
・2025年8月末より週2回のご利用
・約4か月で起き上がり動作に変化
・約8か月で自宅トイレで立ち上がりに成功











しかし、デイサービス・訪問リハビリ・当施設リハビリを続けていく中で、少しずつ筋力が向上してきています。
ご自宅で使われている福祉用具の調整については、奥様にもご協力いただき、そのおかげもあり、さらに
ご本人の身体機能が良くなってきて、ご自宅でできる動作が増えていることを、とても嬉しく思っております。
今後も、トイレの便座へご自身で移乗動作ができるようになることを目標に、手すりを使ったステップ動作を
目標にリハビリを続けていきましょう。
石橋 渉