改善事例

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名古屋栄

【発症後4年8ヶ月】60代女性・右脳梗塞の改善事例|4年ぶりの公共交通機関での外出

4年ぶりの公共交通機関での外出|【発症後4年8ヶ月】60代女性・右脳梗塞の改善事例

60代
女性

ご利用者様情報

年代
60代
性別
女性
疾患名
右脳梗塞
発症からの期間
約4年8ヶ月
症状
左片麻痺
ご利用期間・回数
約2ヶ月・16回コース・週1~2回
リハビリ目標
電車、バス、エスカレーターを利用することができる

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

「発症してから4年間できなかった電車、バス、エスカレーターに乗れるようになりたい」

その目標を持って来店されたのは、右脳梗塞を発症した60代女性の方です。

発症から4年8ヶ月。
回復期リハビリを経て、足の装具を着用しなくても屋外T字杖歩行は可能でした。
しかし、コロナ禍の影響もあって、
入院中に屋外での公共交通機関利用などの実践的な練習はできませんでした。
電車やバスの乗降に必要な段差昇降や、
エスカレーターのような床が動く状況への対応が困難でした。
そのため屋外の移動は目的地まで全てタクシーを利用していました。

退院後、リハビリをしている期間もありましたが、
疲労感からあまり継続できませんでした。
電車、バス、エスカレーターを利用できるようになるために、
左脚の機能を高めたい。
再び頑張りたいという思いから当センターをご利用いただきました。

現在はタクシーを利用して当施設に通われていたのが、
地下鉄を利用して通われるようになり、
エスカレーターもお一人で使えるようになりました。

今回は、電車、エスカレーター、バスの利用を
お一人で行えるまでの経過をご紹介します。

体験時の状況

体験時は、タクシーを利用して来所され、
T字杖があれば歩行できる状態でした。

特徴として歩いていると左足がすぐに強張ってしまい、
地面に足底が接地するよりも
指先に力が入ってしまうという現象が見られました。
座っていても、
「何だか左側が高い感じがする」というお言葉が特徴的でした。

リハビリ内容

電車、バス、エスカレーターの乗降動作の獲得のために、
様々な屋外環境に対応していけるように、
体幹筋出力を向上しながら、
左足のこわばりの軽減やバランス機能の改善を行いました。
加えて、実践練習をしていくことも重要なため、
実際の公共交通機関を利用した乗降練習を行いました。

骨盤後傾位で固定しており、腹部の筋肉が働きづらい状態でした。
そのため腹部筋の伸張性の改善と
頸部から腹部周囲の筋肉の活動を促していきました。

足部は、膝から下が外側に捻じれている影響で、
関節の位置関係が不安定になっていました。
下腿骨間膜や足部の筋の伸張性の改善を行いました。

他にもインソールが過剰に足部の土踏まずをサポートしており、
後脛骨筋といった土踏まずを保つ筋肉が上手く働いていませんでした。
そのため指先に過剰に力が入る要因となっていました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
リハビリ前→リハビリ後
・電車
恐くて乗れなかった
→1人で電車を乗れるように!!
・エスカレーター
恐くて利用できなかった
→ほとんどのエスカレーターを使用できるように!
・バス
支えてもらわないと乗り降りが難しかった
→1人で乗り降りができるように!!

左足趾のこわばりが軽減し、
左下肢で適切な荷重を行えるようになり、
バランス機能の改善や、
電車、バス、エスカレーターの乗降自立に繋がりました!!

担当スタッフからのコメント

COMMENT
発症から時間が経過していていも、現在の身体の状態を適切に評価し、
必要な感覚や動きを段階的に練習することで、
身体の使い方に変化が見られる可能性があります。
今回のお客様は、
4年間行えていなかった公共交通機関の利用が再開できました。

週2回のリハビリをご利用いただき、
当施設への交通手段は、タクシーから地下鉄に変わりました。
エスカレーターを使用して、
当店近くの松坂屋などでお買い物を楽しまれているお話を伺うと、
とても嬉しく思います。

今は一般的な電車であれば乗降可能ですが、更なる活動範囲拡大のために
ホームから電車まで30㎝程度空いているような環境を想定した練習も行っています。
自転車に乗る事も新たな目標の1つに掲げ、練習中です。

自信をつけてできる事をたくさん増やしていきましょう。
これからも最大限のサポートをさせていただきます。
担当者の画像

市橋 賢

ご利用者様データ 改善実感率89% 実際の施設利用者様によるアンケート結果をご覧いただけます