改善事例

CASE

BRANCH
名古屋
CATEGORY
脳出血

【発症後約6ヶ月】70代女性・脳出血・左片麻痺の改善事例

【歩行の改善動画】

70代
女性

ご利用者様情報

年代
70代
性別
女性
疾患名
脳出血(左片麻痺)
発症からの期間
約6ヶ月
症状
左片麻痺・歩行障害・内反
ご利用期間・回数
2ヶ月・週1回・16回コース
リハビリ目標
装具を外して好きな靴を履きたい

動画

MOVIE
  • 【歩行の改善動画②】

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

脳出血を発症後、回復期病棟にて毎日リハビリ実施されていました。退院時にはRAPS-AFO(短下肢装具)+T字杖にて歩行が可能となったものの、姿勢コントロールと筋緊張のコントロールが困難であり内反尖足(足が内側にひねる症状)となりやすい為、自宅内でも装具は外せない状態でした。『装具用の靴ではなく好きな靴を履きたい』『装具なしで歩きたい』のご希望があり、知人に当施設を紹介して頂き、回復期を退院後直後から当施設をご利用いただきました。現在では介護保険でのリハビリと併用して当施設をご利用いただいています。

体験時の状況

麻痺側のつま先はご自身の力で上げることが困難な状態でした。また、座位姿勢より姿勢の崩れがみられていました。
姿勢の崩れにより足首周囲の緊張が上がってしまい、歩行時は内反とクロートゥー(足が内側にひねり、足の指が曲がってしまう現象)の出現がみられていました。その為、足を前に出す際につま先が引っかかってしまい、足をまっすぐ出して歩けない状態でした。

リハビリ内容

内反尖足の主な原因は、体幹機能の低下および姿勢筋緊張が問題だと考えました。
その為、寝た状態や座った状態から体幹筋群の緊張を整えることから始めました。
麻痺側の足首に関しては、HAL(ロボットリハビリ)を使用しまずは、足首の力を入れることの学習から図りました。
また、まずは両脚に均等に体重を乗せることより始め、徐々に立位での訓練の難易度を上げていきました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
両脚に均等に体重を乗せて立つことができるようになり、姿勢も少しづつご自身の力で保つことが可能となってきました。(初回では裸足の歩行では介助が必要な状態でした。)その為、リハビリ開始3回目の段階で少しづつ足の裏全体が地面につき安定した歩行が可能となってきました。リハビリ8回目が終了した現在では、サポートでの歩行が可能となってきました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
歩行については「左足がしっかりつく」「内反が減った」「足がまっすぐ出る」などとご家族様からも感想をいただいています。少しづつ姿勢を保つ機能が向上して内反が軽減してきたので、装具なしでの歩行獲得に向け引き続き一緒にリハビリをさせて頂きたいと思います。
「好きな靴を履いて歩きたい」「装具を外して歩きたい」の目標が達成できるよう、今後も精一杯努めていきます。
担当者の画像

水谷 滉希

ご利用者様データ 改善実感率89% 実際の施設利用者様によるアンケート結果をご覧いただけます