改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症から3年】70代・脳梗塞・歩行障害の改善事例

70代
男性

ご利用者様情報

年代
70代
性別
男性
疾患名
脳梗塞
発症からの期間
3年
症状
右片麻痺
ご利用期間・回数
1カ月/4回
リハビリ目標
疲れずに歩けるようになりたい!!遠出ができるようになりたい!!

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

3年前に自転車に乗っているときに転倒され、精密検査検査を受けたとこと、脳梗塞が発覚し右片麻痺が残る。
「遠出ができるようになりたい」との希望があり、当リハビリセンターを知り利用開始いただく。

体験時の状況

現在1人暮らしで、デイサービスをご利用。
デイサービスでは、集団体操やレクリエーションを中心に運動機能の維持を意識した活動をされていましたが、
最近時には「ふらつき」が強く、杖がないと不安に感じることが多くなっていました。
現状確認をしたところ、筋力自体は強い印象で歩行に関わる筋力は十分にお持ちでした。
しかし、脳梗塞による感覚鈍麻の影響で左下肢は使いたくないという意識が働き、右下肢に頼りすぎている場面が多くありました。
3年間無意識に右足に頼りすぎて体がその状態を覚えてしまっているのではないかと考えました。

リハビリ内容

麻痺側にだけではなく、全身のストレッチを行った後にHALを使用。その後、感覚入力および座位・立位での重心移動練習。
自主練習では、体重が均等に乗るように、体重移動の練習と体の前面に刺激を入れるために5分ほどうつ伏せになっていただきました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
初回時に片足立ちを評価し右下肢で支持しているときは4.4秒、左下肢で支持しているときは「怖くてやりたくない」と仰っていました。
3回目からは意識するように動かし方体重のかけ方を説明し、同じく片足立ちの評価を行いました。
結果、右下肢で支持しているときは7.7秒、左下肢で支持8.8秒と均等にバランスをとることが出来ました。
「杖を忘れるぐらい歩いている自分に驚いた」というコメントを頂きました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
左右差を少なくするため筋トレよりも、主に体重の乗せ方、筋肉の使い方の指導を優先的にしました。
右下肢には力を抜く練習、逆に左下肢には意識を向ける練習として、役割を分けてHALを使用しました。
歩行の速度とふらつきに変化が出て、トルトのふらつきに関する点数評価が向上しました。
今後も自社練習・施設でのリハビリを頑張っていきましょう。


担当者の画像

熊谷 壮騎

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