【発症後1年11ヶ月】60代男性・脳出血（左小脳出血）・失調症状の改善事例
【歩行の改善動画】
- 60代
- 男性
ご利用者様情報
- 年代
- 60代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 脳出血(左小脳出血)
- 発症からの期間
- １年11ヶ月
- 症状
- 失調
- ご利用期間・回数
- 7ヶ月・週１～２回・24回
- リハビリ目標
- 車いす卒業。自宅内を歩いて移動したい。杖で歩きたい。
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
約1年11ヶ月前に左小脳出血を発症され、病院でのリハビリ後にご自宅へ退院。
退院後は、介護保険サービスでのリハビリを利用されていました。
ご自宅内の移動は車いすを使用されており、立ち上がり動作も含め介助を要する状態でした。
歩行は４脚歩行器や平行棒にて訓練レベルで何とか可能という状態でした。
知人より当施設を紹介していただき、リハビリ体験にお越しいただきました。
現在は介護保険サービスと併用し、週に1～2回当施設をご利用されています。
体験時の状況
左上下肢を中心とした失調症状と体幹機能の低下により、立ち上がり動作・立位保持から介助が必要な状態でした。
歩行に関しては、体幹の不安定性と失調症状により左右の足を交互に出すことが困難な状態でした。
また、動くことに対して恐怖心が非常に強くお身体全体を固めてしまっている状態でした。
リハビリ内容
体幹機能の低下および柔軟性低下が、左上下肢の失調症状を助長しており、動作に影響していると考えました。
その為、まずは集中的に体幹機能の向上を図りました。
体幹機能の向上に合わせ訓練の難易度をすこしずつあげていき、最近では立位での物品を使用したバランス練習などを行っています。
訓練当初は、歩きのリズムをつかむために歩行支援ロボットcuraraを使用していました。
ご利用4ヶ月頃から２脚２輪歩行器での歩行が可能となってきた為、杖なし歩行やロフストランド杖を使用した歩行訓練を行ってきました。
リハビリの結果
RESULTまた、少しづつ左下肢の失調症状もご自身で抑制可能となってきておりcuraraを使用しなくてもリズムよく足を交互に出せるようになり
現在では、ロフストランド杖を使用した歩行も触れている程度の介助で歩行が可能となってきました。
担当スタッフからのコメント
COMMENT
- 受付時間
- 9:00〜17:30
- 休み
- 木・日
名古屋市緑区鳴海町字三高根55-1
ご本人様・ご家族様のご希望でもあった杖歩行が可能となってきており私どもも大変うれしく思っております。
また、ご本人様の努力はもちろんのこと、送迎やご自宅での自主トレを一緒に行ってくださったご家族様のご協力もありこのような結果になったと思っております。
今後より安定した歩行獲得を目指し、ご本人様の目標である車いすの卒業に向け引き続きサポートさせて頂きたいと考えております。
水谷 滉希