改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症後1年2ヶ月】80歳代・男性・脳梗塞の改善事例

【歩行の改善動画】

60代
男性

ご利用者様情報

年代
60代
性別
男性
疾患名
頸動脈狭窄症後の脳梗塞
発症からの期間
約1年2ヶ月
症状
右片麻痺・失語症・高次脳機能障害
ご利用期間・回数
11ヶ月・24回コース・週2~3回程度
リハビリ目標
装具・杖を外して歩きたい

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

約1年2か月前に脳梗塞を発症されました。その後、回復期病院でリハビリ実施後ご自宅へ退院されました。
退院時は、T字杖と短下肢装具(シューホーンブレース)を使用し歩行は可能でしたが『装具を外したい』『杖なしで歩きたい』『もう一度、ご自身の足で歩いて畑に行きたい』などさらなる機能改善を求め、当施設の無料体験リハビリにお越しいただきました。
その後は、週2~3回のペースで定期的にリハビリに取り組まれています。

体験時の状況

重度の運動麻痺に加え、重度感覚障害障害・高次脳機能障害(注意障害など)・失語症を強く認めておりました。
その為、麻痺側である右側の認識が難しくどこに力が入っているかわからない・右足に体重が乗っているかわからない。など麻痺側を感じるのが難しい状態でした。
歩く際には、右足に体重を乗せることが困難であり、杖なしでは大きく右に体幹が崩れてしまう状態でした。

リハビリ内容

まずはじめに麻痺側を知覚出来るように、足の裏をタオルでこすり感覚情報を入れたり・ご自身の左手で右腕をなぞる・麻痺側に寝返る練習などを行い、麻痺側を感じてもらうことから始めました。
その後、背筋を伸ばして右足に体重が乗せることが出来るように、体幹筋群・股関節周囲筋へのアプローチを中心に実施しました。重力の影響が少ない寝た状態からはじめ、座位・立位・ステップ肢位と少しづつ難易度を上げていきました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
介入当初の立位では、麻痺側に体重を乗せることが難しく、無理に体重の乗せるとと膝が曲がってきてしまっていました。
杖と装具なし歩行では、右足で体重を支えられないため大きく右に体幹が崩れてしまっていました。
しかし、現在では麻痺側への体重移動を行っても膝は曲がらず右足で体重をさせえることが可能となってきました。
その為、実生活でも屋内外ともに装具なしでの歩行も可能となってきました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
歩行時の体幹の動揺は残存しておりますが、右足に体重を乗せる時間は長くなってきています。
動画上では、未だ変化が小さいのですが、『右足に力が入るのがわかる』『右足に体重が乗っているのがわかる』など
動画ではわかりずらい部分も含め、着実にいい方向に向かっていると考えております。
このようなお体の変化が出てきたのは、当施設でのリハビリはもちろんのことご自宅での自主トレーニングやそれをサポートしてくださるご家族様のご協力のおかげだと思います。
今後も目標達成に向けて精一杯サポートさせていただきたいと思います!
担当者の画像

水谷 滉希

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