【発症後1年6ヶ月】80歳代・男性・脳梗塞・左片麻痺の改善事例③
歩行比較
- 80代
- 男性

ご利用者様情報
- 年代
- 80代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 脳梗塞
- 発症からの期間
- 1年6ヶ月
- 症状
- 左片麻痺
- ご利用期間・回数
- 2ヶ月・9回
- リハビリ目標
- 転倒前と同じように動ける
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
1年6ヶ月前に脳梗塞を発症され、退院後、当施設を4ヵ月程度ご利用されていました。
屋外も公共交通機関をお一人で利用できるまでに改善されました。
その後もお元気に過ごされていましたが、ご自宅で転倒されました。
転倒後、歩行能力などの低下がみられたため、再度当施設のご利用を開始されました。
体験時の状況
再来店時は、屋外は一本杖、屋内は独歩で歩行可能でしたが、体幹や左足の支える力が低下していました。
そのため、歩幅(足の前後の距離)や歩隔(両足間の幅)の低下がみられ、ふらつきを認めました。
リハビリ内容
麻痺側である左足の硬さを認めたため、まずは柔軟性を取り戻すことから始めました。
その後、ロボット(Curara)による歩行支援と体幹と下肢に対する徒手的なリハビリを中心に行いました。
特に体幹や左足の支える力を高めるためのバランス練習を多く取り入れました。
リハビリの結果
RESULT歩行速度も時速1.6kmから時速2.2kmまで向上しています。
また、お買い物も歩いて行けるまでに改善されています。
まだ左足の支えが不十分な場面もみられますので、引き続き改善に向けてリハビリを実施させていただきます。
転倒前のご状態に戻れるよう、今後も全力で取り組んでまいります。
百瀬 義一