【発症後1年7ヵ月】50歳代・男性・脳出血の改善事例③
歩行比較
- 50代
- 男性
ご利用者様情報
- 年代
- 50代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 脳出血
- 発症からの期間
- 1年4ヵ月
- 症状
- 左片麻痺・感覚障害
- ご利用期間・回数
- 11ヵ月・週2回
- リハビリ目標
- 歩行の改善(スムーズに歩く、杖なしで歩く、仕事への復帰)、手が使えるようになりたい
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
急性期病院で治療後、回復期病院で約2か月リハビリ入院されました。退院後、積極的にリハビリをしたいという希望で来店して頂きました。
体験時の状況
初期は左右の体の非対称性が強く歩行も低速度で不安定でリスクが高い状況でした。また、足の引っ掛かりも著明で常に引っ掛からないように意識をして、非麻痺側の上下肢を過剰に使用して歩いている状態でした。
リハビリ内容
入院中は歩行練習や筋力増強、日常生活改善に対するリハビリテーションを毎日約3時間実施されていました。
当施設では下肢の麻痺に対するリハビリ(徒手・ロボット)と体幹に対するリハビリを中心に行いました。ご本人様は自分に合った装具で楽に歩きたいという希望もあったため、装具業者と連携をしてご本人様にあった装具の選定も行いました。現在はゲイトソリューション(パシフィックサプライ社製)を使用しております。
歩行の改善後は、上肢に対してのリハビリも実施しております。
リハビリの結果
RESULT
初期は杖・装具を使用しゆっくり歩行されておりました。現在は装具を使用し杖なしでの歩行が可能となりました。仕事や趣味の旅行・野球観戦・外食など可能となり、非常に活動的に過ごされております。現在は、車やフォークリフトの運転、キャリーバックを持っての遠出など、様々な動作が可能となりました。
麻痺に関して初期はかなり重度の麻痺を呈していましたが、現在は上下肢ともに改善を認めます。下肢はももを上げる動作が可能となりました。上肢は初期は全く動きがない状態でしたが、現在は寝た状態で腕が動かせるようになってきております。また、疼痛も軽減し可動範囲も大きく改善を認めます。
麻痺に関して初期はかなり重度の麻痺を呈していましたが、現在は上下肢ともに改善を認めます。下肢はももを上げる動作が可能となりました。上肢は初期は全く動きがない状態でしたが、現在は寝た状態で腕が動かせるようになってきております。また、疼痛も軽減し可動範囲も大きく改善を認めます。
現在は上肢をメインにリハビリを行っております。
日常生活では応用的な動作にもどんどんチャレンジして頂いております。フォークリフトの運転や旅行など、かなり応用的な活動まで可能になりました。引き続き麻痺の改善と活動範囲の拡大に向け、精一杯リハビリをさせて頂きます。
大野 真之介