【発症後11年】70代男性・下肢体幹失調の改善事例
- 70代
- 男性
ご利用者様情報
- 年代
- 70代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 脳梗塞
- 発症からの期間
- 11年
- 症状
- 下肢体幹失調
- ご利用期間・回数
- 1ヶ月半・13回
- リハビリ目標
- 屋外歩行自立
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
2015年に脳梗塞を発症され、急性期・回復期の病院で治療とリハビリに取り組まれました。
退院後はご自宅での生活に戻り、しばらくは安定した日々を過ごされていました。
しかし、2025年1月頃から歩行が不安定になり始め、秋には左足に力が入りにくくなるなど、徐々に身体の変化を感じるようになりました。
病院を受診し入院されましたが、はっきりとした原因が分からず、思うように回復しない状態が続いていました。
「もう一度、外を自由に歩きたい」 その強い願いを持って、当リハビリセンターへ来店されました。
体験時の状況
来店された時、お客様は杖を使って歩いておられました。
しかし、左足で体を支えることが難しく、歩くたびに大きくふらついてしまう状態でした。
左足が前に出にくく、方向を変える時には特にバランスを崩しやすく、杖なしで歩くのは転倒の危険が高い状況でした。
手足の運動麻痺では大きな麻痺があるわけではなく、めまいなどの症状もありませんでした。
私たちはお身体の状態を丁寧に確認し、歩行の不安定さの原因を一つずつ探りながらリハビリをスタートしました。
リハビリ内容
リハビリを始めた当初、お客様のお身体には強いこわばりがあり、特に左足の筋肉が緊張して固まっていました。
その影響で、足首が勝手にピクピクと動いてしまう状態も見られ、思うように足を前に出せない原因になっていました。
また、体の中心である「体幹」も上半身が固まりやすく、スムーズに動かすことが難しい状態でした。
体幹がうまく使えないと、歩くときにバランスが取りづらくなり、ふらつきや転倒のリスクが高まってしまいます。
そこで私たちは、まず固くなっている筋肉を丁寧にゆるめるところからスタートしました。
筋肉がほぐれてきたところで、座った姿勢で上半身と下半身を協調して動かす練習を行い、体の中心がしっかり働くように促していきました。
その後は立った状態で、左足と体幹が連動して動けるように調整を進め、歩くための土台づくりを行いました。
リハビリの結果
RESULT左足で体を支えることが難しく、歩くたびに左側へふらついてしまう状態でした。
しかし、リハビリを続ける中で、歩行の安定性に大きな変化が現れてきました。
今では、歩くときにしっかりと体を起こし、視線も前を向けるようになっています。
左足で体を支える力も向上し、歩行中のぐらつきが明らかに減りました。
歩くスピードも以前より速くなり、全体の動きがスムーズになっています。
ご本人もその変化を強く実感されており、 「ここに来た時とは全然違う」 とお話しくださいました。












バランスも大きく崩れやすく、介助の手を離すことができないほど不安定な歩行でした。
しかし、リハビリを継続する中で、少しずつ確かな変化が現れてきました。
現在では、左足で体を支える力がしっかりと戻り、歩行中のふらつきが大幅に減少しています。
「歩くときの不安が減ってきた」 とご本人も実感されており、歩行の安定性は明らかに改善しています。
これからのリハビリでは、さらに体幹の協調性を高め、屋外でも安心して歩ける身体づくりを進めていきます。
お客様が目標としている 「外を自由に歩けるようになりたい」 という願いに向けて、私たちは引き続き全力でサポートさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
岡 民雄