改善事例

CASE

BRANCH
大阪

【発症後2年】40代女性・RM様・脳出血・右片麻痺の改善事例②

40代
女性

ご利用者様情報

年代
40代
性別
女性
疾患名
脳出血
発症からの期間
2年
症状
右上下肢麻痺
ご利用期間・回数
1年・35回
リハビリ目標
車の運転がしたい        夏フェスに参加したい

リハビリの記録

RECORD

体験時の状況

約2年前に発症され、急性期・回復期病院への入院を経て、
現在はご自宅でご家族とともに住まわれています。
屋外での移動は装具を利用して自立されておられますが、右手の機能回復に一番のご要望があり、
車の運転や夏フェスに参加したいなどの目標があって当施設に来店されました。

リハビリ内容

右肩甲骨周囲筋群の促通を目標にリハビリを行なっています。
まず初めに骨盤帯の操作から多裂筋などの体幹部のコアマッスルを促通していき、
その後上部体幹の分節性を促していきます。
その状態から右肩甲骨周囲筋群の促通を行なっていきます。
端坐位において右肩甲骨の介助を行ないながら右上肢の滞空などを行なって右肩甲骨周囲筋群の収縮を高めていった後、
ボールを使った運動やテーブルを拭く運動などを行ない右上肢での実際の運動を行なっています。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
リハビリ体験時は両手を前に突き出そうとしても、右腕が体から離れることが難しい状態でしたが、
35回目のリハビリ後では右腕が体から離れることが出来るようになってきています。
また、右肘も伸ばすことが出来るようになっておられます。
これは右肩甲骨周りの筋肉の強さが出てきていて、肩甲骨が安定してきている為だと考えられます。
さらに仰向けに寝た状態では右肘を伸展させたまま空間に保持しコントロールを行なう事も出来るようになってこられています。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
介入当初は右手を上げようとしても、肩甲骨周りの筋肉の活動も乏しかったのですが、
最近では仰向けに寝た状態では右上肢のコントロールが出来るようになってこられています。
立位での上肢挙上においても介助量にかなり軽減がみられてきていますので、
今後も更にそれらの機能を向上させ右上肢での随意運動を行なえるようにリハビリを行なってまいります。
担当者の画像

岡 民雄

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