【発症後3年5ヶ月】80代女性・右脳梗塞による左片麻痺の改善事例|姿勢・歩行の改善
- 80代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 80代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- 右脳梗塞
- 発症からの期間
- 3年5ヶ月
- 症状
- 左片麻痺
- ご利用期間・回数
- 3ヶ月・月3回
- リハビリ目標
- 姿勢が良くなって、娘様と不安なく外を歩ける
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
「姿勢が良くなって、不安なく外を歩けるようになりたい」
その想いを胸に来店されたのは、右脳梗塞を発症した80代女性でした。
発症から3年5ヶ月。
退院後はデイケアに通われていましたが、直近一年で歩行能力が著しく低下したと感じられていました。娘様と一緒に外出されていますが、一年前までは少し目を離しても安心できていたのに、今ではそれが難しいとのことでした。
現在、姿勢や歩行能力の改善が見られ、以前よりも姿勢良く歩けるようになり、少しずつ歩行距離が伸びているのを感じていただいています。
今回は、その回復までの過程をご紹介します。
体験時の状況
■来店時の状態:触れる程度の介助で杖なし歩行
初回体験時は娘様と歩いて来店されました。
当時は、
・左側にしっかり寝返りできない
・座位姿勢は上半身に対して下半身が右側に位置する
・歩行は前傾姿勢が強く、近くですぐ支えられる介助が必要
特に印象的だったのは、
「右足を軸に方向転換ができない」
というお言葉でした。
リハビリ内容
■ 改善のために行ったこと:バランスを取れるようにするための身体づくり
当センターでは、歩行バランスの改善に向けて、先ずは全身の筋肉の働く機会を増やす事を目的に
・眼球運動の改善
・座位・立位での体幹機能の改善
・立位のバランス機能の改善
を目的としたリハビリを実施しました。
具体的には、
・頭部の動きと眼球運動の協調運動練習
・胸郭の可動性改善練習
・仰向け寝や座位による左側からの荷重感覚入力練習
・立位を中心に重心移動の速さを意識した練習
を、行いました。体力面に配慮しながら実施しました。
リハビリの結果
RESULT・座り姿勢:上半身と下半身が捻じれ、非対称な姿勢→ほとんど捻じれがなくなり左右対称の姿勢へ
・5m歩行:12秒77→10秒79に改善
上半身の姿勢が変わる事で脚に体重が乗せやすくなり、リハビリ体験時は不可能だった右足を軸にした方向転換が可能になりました。












適切な評価と適切なリハビリにより、機能改善が見られるケースは少なくありません。
身体と神経には、「再び学習する力」が備わっています。
重要なのは、その力を引き出す適切なアプローチです。
お客様それぞれの特性に合わせて、リハビリを実施していく事が重要だと考えています。
首、肩回りを固定することにより、身体を固めてバランス崩さないようにされていました。屋外の様々な状況に対応できるためのバランス機能を獲得するために、眼球運動と頭部の動きが協調的に行えるようにリハビリを実施しました。
首、肩回りの力が程良くなり、歩行の変化に繋がっています。
最近8000歩ほど歩いていたというお話も伺いました。
これからも屋外歩行をご本人様・娘様が安心して歩けるように、リハビリを一緒に頑張っていきましょう!!
市橋 賢