改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症後8ヶ月】40歳代・男性・脳出血の改善事例

杖歩行

40代
男性

ご利用者様情報

年代
40代
性別
男性
疾患名
脳出血
発症からの期間
8ヵ月
症状
左片麻痺・感覚障害
ご利用期間・回数
3ヵ月・20回
リハビリ目標
歩行の改善(スムーズに歩けるように、杖なしで歩きたい)

動画

MOVIE
  • 杖なし歩行

  • 屋外歩行

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

急性期病院で治療後、回復期病院で約2か月リハビリ入院されました。諸事情により早期に退院となりましたが、退院後、積極的にリハビリをしたいという希望で来店して頂きました。

体験時の状況

初期よりお一人で歩行可能でしたが、左右の非対称性が強く歩行も低速度でした。また、足の引っ掛かりも著明で常に引っ掛からないように意識をして歩いている状態でした。

リハビリ内容

入院中は歩行練習や筋力増強、日常生活改善に対するリハビリテーションを毎日約3時間実施されていました。
当施設では下肢の麻痺に対するリハビリ(ロボット・電気・徒手)と体幹に対するリハビリを中心に行いました。なぜその練習が必要なのか、方針はどうするとよいのかなどご本人の疑問を可能な限り解決しながら進めました。
立位姿勢の評価にはAI姿勢分析を用いて評価を行いまし。リハビリに非常に積極的に取り組んでい頂けており、ご自宅での練習もご紹介させて頂きました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
立位姿勢・歩行動作で改善を認めました。立位姿勢は初期は非麻痺側方向へ傾き、左右非対称な姿勢でしたが、現在は左右対称性に近づいております。歩行では麻痺側支持の際の姿勢・安定性が改善したことで歩行姿勢と速度の改善を認めました。現在は杖なしでの歩行にも挑戦しております。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
重度麻痺を呈しており、四肢の随意性低下と股関節・体幹周囲の不安定性を認めました。非麻痺側筋力は保たれていたこともあり、すべての動作で非麻痺側優位となっておりました。体幹を安定させつつ、麻痺側股関節周囲の安定化を図る練習を行いました。並行して、麻痺した足を動かすための促通練習をロボット・徒手を用いて行いました。
現在は歩行速度は3.8km/hと健常者と同程度の速度での歩行が可能になっております。今後は歩容の修正と杖なし歩行の獲得、階段動作の獲得を目標にリハビリを進めていきます!
担当者の画像

大野 真之介