改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症後1年半】50代男性・脳出血・左片麻痺の改善事例

歩行(正面) 内反の改善

50代
男性

ご利用者様情報

年代
50代
性別
男性
疾患名
脳出血
発症からの期間
1年半
症状
左片麻痺・感覚障害・しびれ
ご利用期間・回数
2ヵ月/週1回利用 8回コース
リハビリ目標
歩行の姿勢・速度・円滑さの改善

動画

MOVIE
  • 歩行(側面) 膝の動揺の改善

  • HAL(足関節)

  • 足の背屈

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

急性期病院で治療後、回復期病院で約5か月リハビリを実施。その後、外来を利用されていた。歩行と左手の改善目的でHPを見て来店。

体験時の状況

運動麻痺に加え、感覚障害(特に痺れ)などにより歩行の円滑性の低下や姿勢の崩れを認めました。歩行時には左足首の内側へのひねり(内反)も顕著となり、足を真っすぐ着くことが難しい状態でした。お仕事もされながら週1回で利用を開始されました。

リハビリ内容

筋の硬さをとりつつ、HALも使用してつま先を上げる動作の再学習を図りました。内側に捻らないように、徒手・電気での誘導や、外側の筋の促通も行いながらリハビリを進めました。また足を着いた時に感じていた衝撃(back knee)に対しては、色んな姿勢で支えられるように体幹・下肢の筋力の強化・支え方の練習を行いました。

リハビリの結果

RESULT
8回終了した時点で、足を着いた時の衝撃や動揺(back knee)と、内反はともに改善を認めました。膝も柔軟に使えるようになり、足を着いた時の衝撃も軽減しました。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
初期は末梢部の麻痺と体幹・股関節機能低下により、膝の動揺・衝撃を感じたり、足が内側に捻ってしまう様子(内反)を認めました。HAL・徒手・電気を組み合わせながらリハビリを行いました。
膝の動揺や過度な伸展(back knee)は下肢の緊張を上げてしまう可能性もあり、早期から修正を行いました。つま先上げに関しても自主練習もお伝えしながら並行して修正を行いました。膝の動揺に関しては意識しなくても抑えることができるようになりました。
今後はつま先を意識せず真っすぐ上げたり、着いた時の外倒れを軽減させることが課題と考えます。更に股関節・体幹にもアプローチをしつつ、足の外倒れや手の動きの改善を目指していきます。お仕事をしながらですが、自宅でも自主練習などを継続されていることでより成果に繋がったと考えます。引き続き一緒に頑張っていきましょう!精一杯サポートさせて頂きます。
担当者の画像

大野 真之介