お知らせ
NEWS
【当てはまったら要注意!?】脳卒中の初期症状とリハビリ方法解説!
「なんだか手足がしびれる……」
「言葉が上手くでてこない……」
それ、脳卒中の初期症状かもしれません!
脳卒中は突然の症状として現れ、早期の対応がその後の回復に大きく影響します。
初期症状を見逃さず、適切な治療を受けることで、
後遺症を最小限に抑えることが可能です。
さらには診断からリハビリまでの流れを詳しく解説します。
脳卒中のリスクを低減させ、もし症状が現れた場合に
迅速に行動するための知識を得ることができます。
脳卒中の初期症状
脳卒中は突然の症状として現れることが多く、その初期症状を見逃すことなく、
迅速に対応することが後の回復に大きく影響します。
この章では、脳卒中が起こるとどのような症状が現れるのか、
そしてその症状が現れた際の適切な対応方法について、具体的に解説します。
脳卒中の代表的な症状
脳卒中の症状は突然現れることが多いです。
以下の症状は、脳卒中の兆候として特によく知られています。
顔、手足のしびれや脱力感
例えば、笑顔を作ったときに片方の口角が上がらない場合などがこれに該当します。
言葉の障害や混乱状態
または相手の言葉が理解できない場合、脳の言語中枢が影響を受けている可能性があります。
視覚の障害
脳の視覚情報を処理する経路のどこかに問題が生じている可能性があります。
めまいや歩行障害
難しくなる場合、脳の平衡機能に影響が出ている可能性が考えられます。
原因不明の激しい頭痛
脳内で何らかの異常が起きているサインとなり得ます。
脳卒中の疑わしい症状が出たら
脳卒中の初期症状が現れた場合、迅速な対応が非常に重要です。
救急車を呼ぶ重要性
救急車を呼ぶことが命を救う第一歩となります。
早期治療の必要性
この「ゴールデンタイム」とも呼ばれる時間帯に治療を開始することで、
後遺症を最小限に抑えることが期待できます。
詳しい情報は、こちらのリンクをご覧ください。
→【【予防法あり!】あなたは大丈夫!?脳卒中の初期症状チェックリスト】←
脳卒中を早期に見抜く方法
脳卒中は突然の症状として現れることが多いため、
早期にその兆候を見抜くことが非常に重要です。
この章では、脳卒中の初期症状を迅速に認識するための2つの標語、
すなわち「ACT FAST」と「日本脳卒中協会の「3つのヘン」」について詳しく解説します。
ACT FAST
「ACT FAST」は、脳卒中の疑わしい症状を早急に認識し、
迅速な対応を促すための標語です。
以下の4つのポイントがキーとなっています。
Face(顔の変化)
笑顔を作った際、片側の口角が上がらない、
または片側の顔が垂れるような変化が見られる場合、注意が必要です。
Arms(腕の動き)
両腕を前に伸ばした際、片側の腕が下がってしまう、
または持ち上げることができない場合、脳卒中の可能性が考えられます。
Speech(言葉の障害)
言葉が滑らかに話せない、または言いたいことがうまく伝わらない場合、
脳の言語機能に問題がある可能性が高まります。
Time(時間の重要性)
上記の症状が一つでも現れた場合、時間を置かずに医療機関に
連絡することが重要です。早期の対応が後の回復に繋がります。
日本脳卒中協会の「3つのヘン」
日本脳卒中協会が提唱する「3つのヘン」は、
脳卒中の疑わしい症状を簡単に覚えるための方法として広く知られています。
口がヘン
脳卒中の初期症状の可能性があります。
言葉がヘン
脳の言語機能が影響を受けている可能性が考えられます。
手がヘン
脳卒中の兆候として注意が必要です。
これらの症状が現れた場合、迅速な対応が求められます。
脳卒中の疑いがある場合、早期の治療が後の回復に大きく影響するため、
すぐに医療機関に連絡しましょう。
脳卒中の診断方法
脳卒中の早期発見は、その後の治療やリハビリの効果を大きく左右します。
この章では、脳卒中の診断において最も一般的に使用される
MRIとCT画像による診断方法について、詳しく解説します。
MRI・CT画像による診断
MRIとCTは、脳の構造や状態を非侵襲的に詳しく観察するための検査機器です。
これらの画像診断により、脳卒中の種類や範囲、原因となる病変の位置などを
正確に把握することができます。
脳梗塞・脳動脈瘤・脳腫瘍の発見
特に、脳梗塞の場合、発症後数時間以内にMRIを行うことで、
梗塞の範囲や程度を正確に評価することが可能です。
脳出血・クモ膜下出血の確認
CTを迅速に行うことで、出血の位置や量、拡がりを確認し、適切な治療方針を立てることができます。
これらの診断方法は、患者様の症状や状態に応じて選択されます。
脳卒中の疑いがある場合、速やかに医療機関を受診し、専門医の診断を受けることが大切です。
脳卒中のリスクと予防
脳卒中は突然の発症が特徴であり、その後の生活に大きな影響を及ぼすことが多い疾患です。
この章では、脳卒中のリスク要因と、それを低減するための予防方法について詳しく解説します。
脳卒中リスク
脳卒中のリスクは、様々な要因によって高まりますが、
特に年齢との関連性が指摘されています。
年齢が上がるにつれて、脳卒中のリスクは増加します。
特に60歳以上の方は、若い世代に比べて脳卒中の発症リスクが高まると言われています。
しかし、若年層でもリスクはゼロではありません。
脳卒中の予防方法
脳卒中の予防は、日常生活の中でのちょっとした工夫や習慣の見直しで、
大きくリスクを減少させることが可能です。
生活習慣の見直し
健康的な生活習慣を心がけることで、脳卒中のリスクを低減することができます。
詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
→【脳卒中の再発リスクは○%!危険な生活習慣と防ぐための予防法を解説】←
定期的な健診
定期的な健診を受け、これらの疾患の早期発見・早期治療を心がけることで、
脳卒中の予防に繋がります。
脳卒中は予防が最も重要な疾患の一つです。
日常生活の中での小さな気配りや工夫で、健康的な生活を送り、
脳卒中のリスクを下げることができます。
脳卒中の治療とリハビリ
脳卒中は突然の発症が特徴であり、
その後の生活に大きな影響を及ぼすことが多い疾患です。
この章では、脳卒中の治療方法と、発症後のリハビリテーションについて詳しく解説します。
脳卒中の治療方法
脳卒中の治療は、発症の早期段階での対応が非常に重要です。
脳卒中の発症後、早期に治療を開始することで、
後遺症のリスクを大きく減少させることができます。
時間との戦いであるため、症状が現れたらすぐに医療機関を受診することが求められます。
脳梗塞の治療
脳梗塞は、脳の血管が詰まることで起こる脳卒中の一種です。
治療方法としては、血栓を溶かす薬や、血管を広げる手術などが考えられます。
脳卒中後のリハビリ
脳卒中の治療後、リハビリテーションは患者様の日常生活への復帰をサポートします。
理学療法士によるリハビリ
筋力の強化や歩行訓練など、個別のニーズに合わせたリハビリを提供します。
日常生活への復帰支援
食事や着替え、移動などの基本的な動作を再学習し、自立した生活を目指します。
脳卒中は突然の発症が特徴ですが、適切な治療とリハビリテーションにより、
日常生活への復帰が期待できます。
そのためには、早期の対応と継続的なリハビリが鍵となります。
こちらのリンクに詳細の記事を掲載しております。
→【【改善事例あり】脳卒中による片麻痺とは?原因や症状、治療法について】←
当センターでのリハビリ
脳卒中からの回復には、リハビリがとても重要です。
当センターでも、多くの改善事例がございます。
改善事例ご紹介
脳梗塞発症後、大腿骨の骨折も呈した方のリハビリ経過をご紹介します。
ご本人の目標に向け、リハビリを行い、軽い装具への変更ができた事例になります。
初期は装具なしでは良い方の足が前に出せませんでしたが、
現在では足を前に出して歩くことができるようになりました。
詳しく知りたい方はこちらのリンクをご確認ください。
→【【発症から1年半】70代・脳梗塞・右片麻痺の改善事例】←
まとめ
脳卒中は突然発症することが多く、その後遺症に悩む方が多くいらっしゃいます。
この記事を通して、脳卒中の初期症状や治療方法、
そしてリハビリの重要性について学ぶことができたと思います。
日常生活への復帰を目指す上で欠かせない情報です。
脳卒中に関する知識は、自分やご家族、友人の健康を守るための
大切な武器となります。
健康は何よりの宝。正しい知識と早期の対応で、より良い未来を手に入れましょう!
本記事でもお悩みを解決できない場合は、ぜひ弊社までご相談ください
弊社では経験豊富なセラピストが、ロボットやAIによる最新のリハビリを駆使してサポートさせて頂きます。
・維持ではなく、改善をしたい
・名古屋や栄を装具や杖を使わず歩けるようになりたい
このようなお悩みを持つ方はぜひお問い合わせください。
毎月先着5名様限定で無料体験を実施しておりますのでお早めにどうぞ!
お問い合わせはこちらから↓
>>仙台付近にお住いの方
>>東京にお住いの方
>>名古屋付近にお住いの方
>>大阪付近にお住いの方
この記事を書いた人
大野 真之介
理学療法士 / 認定理学療法士(脳卒中)
2016年に理学療法士免許を取得。同年より愛知県内の大学病院で勤務し、回復期・急性期・外来のリハビリを経験。急性期ではSCU(脳卒中集中治療室)の専任理学療法士としても勤務。
これまで主に脳血管疾患・脊髄損傷・神経難病の方のリハビリに携わる。2020年に日本理学療法士協会の認定資格である認定理学療法士(脳卒中)を取得。2022年11月から脳神経リハビリセンター名古屋に勤務。
私は常に「一緒に進めるリハビリ」を心がけています。療法士がリハビリをするのではなく、お客様にも“動き方”や“変化”を知ってもらいながら、運動を通して目標達成を目指しています。目標に向けて一緒に挑戦していきましょう。全力でサポートします。