改善事例

CASE

BRANCH
大阪

【発症後約25年】50代女性・脳梗塞・右片麻痺の改善事例

歩行比較

50代
女性

ご利用者様情報

年代
50代
性別
女性
疾患名
もやもや病に伴う脳梗塞
発症からの期間
25年
症状
右片麻痺
ご利用期間・回数
1年
リハビリ目標
ご自宅でお孫様を抱っこしながら移動できる

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

約15年前、もやもや病による脳梗塞を発症され、半年ほど病院で治療とリハビリに取り組まれました。退院後はご自宅での生活を続けながら、訪問リハビリや自費のリハビリサービスを利用してこられました。

しかし、歩くときに右足が内側にねじれてしまうため、バランスを崩して転倒しやすく、ご自宅の中の移動や外出に難しさがありました。

「お孫さんを抱っこして、家の中を歩きたい」

そんな強い思いを叶えるために、当店でのリハビリをスタートされました。日常生活をもっと安全に、もっと自由に過ごせるように、リハビリに取り組んでいます。

体験時の状況

歩いているとき、右足で体を支える場面になると、右足の力が十分に働かず、体が少し不安定になっていました。そのため、腰が前に反り、骨盤が右側へずれるような姿勢になり、右の股関節を曲げて内側に寄せることでバランスを取ろうとしている様子が見られました。

その影響で、本来なら右足でしっかり地面を蹴って前に進むはずの動きが出にくくなり、右足を前に出すときは、右の骨盤を持ち上げるようにして足を振り出していました。

また、右腕にも力が入りやすく、歩くときに肩や肘が曲がり、腕が体の内側に引き寄せられるような姿勢が強く出ていました。

リハビリ内容

リハビリでは、まず横向きに寝た姿勢からスタートしました。体が傾きやすくなっていたため、背骨や胸まわりのねじれを整え、右足や体幹に入りすぎていた緊張をやわらげていきました。

次に、ロボットスーツHALの足首ユニットを使い、硬くなりやすいふくらはぎの筋肉をゆっくり伸ばし、歩くときに足が内側へ入り込まないように整えていきました。

その後は座った姿勢で、骨盤や胸の動きを丁寧に引き出しながら、右腕の動きにもアプローチしました。右腕は、肘を曲げ伸ばしする動きはできていましたが、特定の筋肉がうまく働きにくい状態だったため、その筋肉が自然に使えるように促していきました。

最後は立った姿勢で、右足にしっかり体重を乗せられるように練習を行い、歩くときの安定性につながる動きを重点的にサポートしました。

  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像
  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
歩き方に、とても大きな変化が見られています。

初めて来られたときは、右足で体を支える場面になると腰が大きく反り、骨盤が右にずれてしまうため、バランスを取るのが難しい状態でした。

リハビリを続ける中で、骨盤のずれが少なくなり、右足の付け根の曲がり方も軽くなってきています。これは、右足でしっかり体を支える力が高まっている証拠です。

また、足を前に振り出すときに、以前は右の骨盤を大きく持ち上げて“頑張って”足を出していましたが、今ではその動きが自然になり、余分な力を使わずにスムーズに足が前へ出るようになってきました。

さらに、歩くときに右腕が無意識に曲がってしまう動きも少なくなり、全体として歩行の姿勢がより安定し、自然な歩き方に近づいていることが感じられます。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
リハビリを始めた当初は、右足で体を支える力が弱く、バランスを取るために右の股関節が曲がってしまい、足を前に出すときも右の骨盤を大きく持ち上げて「頑張って」振り出している状態でした。

しかし、継続したリハビリの結果、右足でしっかり体を支える力が着実に向上しています。これにより、歩くときの姿勢が安定し、骨盤を無理に持ち上げなくても自然に右足が前へ出るようになってきました。

この変化は、ご本人様が目標としている
「お孫さんを抱っこしながら、ご自宅の中を歩く」
という目標に、確実に近づいていることを示しています。

今後は、歩行の安定性をさらに高めると共に、右腕の随意的な動き(自分の意思でスムーズに動かす力)を向上させるリハビリにも取り組んでまいります。全身の協調性が高まることで、より安全で自然な歩行につながっていきます。
担当者の画像

岡 民雄

ご利用者様データ 改善実感率89% 実際の施設利用者様によるアンケート結果をご覧いただけます