【発症後2年10ヶ月】50代男性・樋田武人様・右脳出血による左片麻痺の改善事例|座位・起立の改善
- 50代
- 男性
ご利用者様情報
- 年代
- 50代
- 性別
- 男性
- 疾患名
- 右脳出血
- 発症からの期間
- 2年10ヶ月
- 症状
- 左片麻痺
- ご利用期間・回数
- 2ヶ月・2回/週
- リハビリ目標
- トイレに1人で歩いて行きたい。釣りに出掛けたい。
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
「もう一度、トイレに1人で歩いて行きたい。いずれは釣りに出掛けたい」
その想いを胸に来店されたのは、右脳出血を発症した50代の男性、樋田武人様でした。
発症から2年8ヶ月。
退院後は訪問リハビリを続けていたものの、左半身の麻痺が残り、筋緊張が高く、日中をご自宅のベッドで寝て過ごされていました。外出する際には、車いす全介助でしたが、座っていても左半身の筋緊張が高まってしまうため、長距離の外出が積極的に行えていませんでした。
現在、樋田武人様は左半身の筋緊張の改善を感じられ、車いすで外出する頻度が増えて楽しい時間を過ごせています。
今回は、その回復までの過程をご紹介します。
体験時の状況
来店時の状態:座っていることも立つことも不安定な状態
初回体験時は車いすで来店されました。
当時は、
・ベッドに座っていても、右側の支持物から右手を離せない。
・右側に支持物がないと立てない、麻痺側の足は浮いてしまう。
・歩行は金属支柱付き短下肢装具を装着して行えるが、自分の足じゃない感覚がする
といった状態でした。
特に印象的だったのは、
「左側を触られたり、動かされることがとにかく怖い」
というお言葉でした。
リハビリ内容
改善のために行ったこと:身体の土台(体幹)の再構築
当センターでは、歩行の改善に向けて、先ずは全身の筋肉の働く機会を増やす事を目的に
・座位機能向上のための体幹機能の改善
・身体の左側への恐怖心の軽減
をリハビリとして実施しました。
具体的には、
・頭頚部の可動域改善
・仰向け寝や座位・立位での麻痺側(左側)の身体への感覚入力
・座位を中心とした重心移動練習
を、不安感や恐怖心に適宜配慮して行いました。
リハビリの結果
RESULT・立つ時は右手で座面を押して実施可能。左足が浮く幅が軽減。
・(積極的な歩行訓練はしていませんが)歩行は自分の足の感覚を意識して可能に。
体験時に比べて、「左側を触れられたり、動かされることがとにかく怖い」というのは軽減してきています。
以前よりも、左半身が強張って痛みが出ることが軽減し、車いすに乗って遠出ができるようになったと仰っていただいています。











適切な評価と適切なリハビリにより、機能改善が見られるケースは少なくありません。
身体と神経には、「再び学習する力」が備わっています。
重要なのは、その力を引き出す適切なアプローチです。
お客様それぞれの特性に合わせて、リハビリを実施していく事が重要だと考えています。
ご自身の左半身に向き合い、セルフケアを積極的に行ってくださることで、更なる改善に向かっています。
もう少しで寝たきり状態からの卒業も見えてきました。起きている時間を増やし、身体の筋肉が働く機会を増やし、目標の「歩行」に向けて一緒に頑張っていきましょう!!
たくさん旅行のお話もお聞かせくださいね!いつも楽しみにしてます!
市橋 賢