【発症後3年】90代女性・パーキンソン症候群の改善事例
- 90代
- 女性
ご利用者様情報
- 年代
- 90代
- 性別
- 女性
- 疾患名
- レヴィー小体型認知症
- 発症からの期間
- 3年
- 症状
- すくみ足・パーキンソン症候群
- ご利用期間・回数
- 6カ月・24回
- リハビリ目標
- 歩行の安定性を向上させる事
リハビリの記録
RECORDご利用までの経緯
3年前に発症され、ご自宅で生活をされていました。ご自宅で転倒されることが増え、ご自宅内でも歩行器が必要となり、歩行の安定性を向上させる事を目標に当施設をご利用されました。
体験時の状況
円背が著名であり、背中が曲がっている状態でした。座っているだけでも重心は後方にあり、両手でベッドの端を引っ張っておられました。立ち上がりでは重心を前や上に移すことが難しく引っ張ってしまうために介助量も多い状態でした。また、歩行ではすくみ足が出て移動に時間がかかってしまう状況でもありました。
リハビリ内容
まずは全身の筋肉の硬さを緩和させることから始めました。ご高齢であり転倒への恐怖から背中の筋肉は硬く仰向けで寝ていただくと枕は高くしなければなりませんでした。寝返り動作や手で筋肉を柔らかくすることで徐々に背中の筋肉は柔らかくなりました。筋肉を柔らかくした状態で立ち上がりや歩行に必要な腹部筋群を鍛えていきました。
岡 民雄