改善事例

CASE

BRANCH
名古屋

【発症後1年9カ月】70代男性・脳梗塞・失調の改善事例②

歩行

70代
男性

ご利用者様情報

年代
70代
性別
男性
疾患名
脳梗塞(脳幹)
発症からの期間
1年3ヵ月
症状
上下肢・体幹の失調
ご利用期間・回数
1年1カ月
リハビリ目標
ご飯をこぼさず食べる、歩けるようになる

動画

MOVIE
  • 食事動作

リハビリの記録

RECORD

ご利用までの経緯

急性期病院で保存加療後、回復期病院に転院され、約6か月リハビリを実施されました。退院後にヒルトップ(同法人で隣にある有料老人ホーム)に入居されながら、当施設を利用をされました。

体験時の状況

初期は歩行の不安定性が強く歩行器でも施設内はをお一人で歩くことが困難でした。まずはお一人で歩くことを目標にさせて頂きました。また、加えてトイレや食事など身の回りの動作に対してのリハビリも行うこととしました。

リハビリ内容

全身的に力が入ってしまう状態でしたので、まずは可動性を出すためのリハビリを実施しました。その上で上下肢の失調と、体幹部の不安定性に対して介入を行いました。ご本人様とも相談し、ご本人様に合った方法でロボットは使用せず徒手での介入を中心に行いました。

  • リハビリ中の画像

リハビリの結果

RESULT
初期は歩行器を使用してもふらつきが強くお一人で施設内を歩くことが困難でした。現在は歩行器を使用し、トイレや食堂までの移動も含めお一人で可能となりました。また、歩行器なしでの歩行も安定してきております。自宅への外泊も行い、安全に過ごすことができています。手の失調の軽減も認めております。その為、食事の際に手の震えが改善し、食べこぼしも軽減しております。

担当スタッフからのコメント

COMMENT
体幹・肩甲骨周りが不安定となっていることで、手足に強く力を入れて姿勢を保持したり動作を行っている状態でした。まずは硬さを取って動きを出した上で、手足の運動の中で体幹・手足の失調の改善を図りました。難しい課題となりすぎないよう細かく難易度調整を行いました。
引き続き歩行や食事、その他の生活動作の改善に向けてリハビリを進めて参ります。
担当者の画像

大野 真之介